ゲレスハイマー―実験用ガラス製品事業から撤退―
包装材大手の独ゲレスハイマー(デュッセルドルフ)は12日、同社と米チェイス・サイエンティフィック・グラスが実験用ガラス製品の合弁会社(キンブル・チェイス・ライフサイエンス・アンド・リサーチ・プロダクツ)を、投資会社デュラ […]
包装材大手の独ゲレスハイマー(デュッセルドルフ)は12日、同社と米チェイス・サイエンティフィック・グラスが実験用ガラス製品の合弁会社(キンブル・チェイス・ライフサイエンス・アンド・リサーチ・プロダクツ)を、投資会社デュラ […]
スイス製薬大手のロシュ(バーゼル)がビッグデータの活用に意欲を示している。セヴェリン・シュヴァン社長などが7日、フランクフルトの記者クラブで明らかにしたもので、同社長はこれまで紙のカルテに書かれていた患者のデータがデジタ
製薬大手の仏サノフィ(パリ)は12日、米IT大手アルファベットのライフサイエンス子会社ベリリー・ライフサイエンシズと糖尿病治療分野の合弁会社を設立すると発表した。糖尿病患者の数は世界的に拡大していることから、両社はそれぞ
AGC旭硝子は6日、バイオ医薬品製造受託業(CMO)大手の独バイオミーバを8月に完全子会社化したと発表した。ライフサイエンス分野の事業地域を拡大するとともに、提供サービスの拡充を進めていく。買収金額は明らかにしていない。
総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)は5日、病院子会社ヘリオスがスペインの民間最大手病院IDCサルー・ホールディングス(キロンサルー)を完全買収することで合意したと発表した。買収金額は57億6,000万ユー
人工透析事業を製品製造から治療まで垂直統合で展開する独フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホムブルク)は2日、印人工透析サービス大手サンドール・ネフロ・サービシズの資本85%を取得し買収すると発表した。インド
米食品医薬品局(FDA)は8月30日、ノバルティスの後発医薬品子会社サンドが開発した炎症疾患治療用のバイオシミラー「エレルジ(Erelzi)」を承認したと発表した。同薬は米アムジェンの製品「エンブレル」の後続薬。サンドは
スイス食品大手のネスレは1日、食物をのみ込む力が低下する嚥下障害の治療機器開発会社である英ファジェネシスを買収すると発表した。前払金のほか開発の進捗に応じたマイルストーンを支払い、段階的に買収を進める考え。2019年まで
ドイツ人は全般的にみて鎮痛剤を慎重に服用していることが、製薬大手バイエルの委託で世論調査機関フォルサが実施した消費者アンケート調査で分かった。それによると、頭痛などの痛みがあると市販の鎮痛剤を「すぐに服用する」人は11%
ドイツ連邦統計局が29日発表した今年第2四半期(4~6月)の協定賃金指数(特別手当を含む)は前年同期比0.9%増となり、上げ幅は前期(1~3月)の同2.1%から大きく縮小した。増加幅は少なくとも2011年第1四半期以降で
英製薬大手アストラゼネカは24日、米同業ファイザーに抗生剤事業の一部を売却することで合意したと発表した。取引額は最大約16億ドル。今年10~12月期の売買手続き完了を見込む。 売却するのは開発中のものを含む小分子抗生剤。
スウェーデンの製紙・衛生用品大手SCAは24日、2017年に会社を2分割する計画を明らかにした。成長分野の衛生用品事業と製紙やパルプなどを含む林産事業に分割し、それぞれ独立した公開企業として運営する。林産事業は同業大手の
ポーランド政府が製薬メーカーの国内投資促進に向け、優遇措置の導入を検討している。設備投資や増員、臨床試験などを実施した企業に対し、医薬品の公的医療保険適用手続き(薬価リスト掲載)を簡易化する内容だ。 国が医薬品支出の一部
デンマーク医療用装具・治療材料メーカーのコロプラスト(Coloplast)はこのほど、ハンガリー西部タタバーニャで新物流センターの建設を進めていることを明らかにした。現在の物流施設が手狭になったためで、2017年夏の開設
独後発医薬品大手シュターダのセルビア子会社ヘモファームは22日、国内同業のイヴァンチッチ&シノヴィ(Ivancic & Sons)を買収したと発表した。取引金額は明らかにしていない。イヴァンチッチの製品、知的財
ウクライナの製薬大手アーテリアム(Arterium)は先ごろ、スロベニアの同業マリファーム(Marifarm)の過半数株式を取得した。マリファームの筆頭株主である地元銀行NKBMが明らかにしたもので、研究開発や生産でノウ
ロシア政府系のロシア直接投資基金(RDIF)とトルコの建設大手ルネッサンス・ホールディングが提携を強化する。医療プロジェクトなどに最大4億米ドル(3億6,780万ユーロ)を共同で投資する。投資比率は1対1。 9日に調印さ
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は4日の決算発表で2016年12月期の業績見通しを引き上げた。4-6月期(第2四半期)の業績好調を受けたもので、売上高を従来予測の「148億~150億ユーロ」から「149億~1
製薬大手の独ベーリンガー・インゲルハイムが3日発表した2016年1-6月期(上半期)の売上高は約73億ユーロとなり、為替の影響を除いた実質ベースで前年同期を2%上回った。糖尿病治療薬が55%増の7億6,000万ユーロと好
家畜に投与される抗生物質の量がドイツで大幅に減少している。連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)の発表によると、製薬会社ないし医薬品卸から獣医に引き渡された抗生物質の量は昨年837トンとなり、前年比で32%減少。統計を開始
イスラエルの製薬大手テバは3日、米アラガンのジェネリック医薬品(後発薬)事業買収の一環で、同社のハンガリー法人アクタヴィス・ジェネリックス(ブダペスト)を取得したと発表した。ハンガリー事業を強化すると共に、2019年末ま
スロバキアの投資グループ、Ecoインベストがスロベニアの衛生用紙メーカー、パロマ(Paloma)を買収することが分かった。複数のメディアが先ごろ報じた。パロマの株主総会は1,822万ユーロの増資計画を承認済みで、Ecoは
欧州委員会は4日、製薬大手の仏サノフィが独同業ベーリンガーインゲルハイムから大衆薬事業を取得する計画を承認したと発表した。サノフィとベーリンガーがフランス、チェコ、エストニア、ハンガリー、ギリシャ、アイルランド、ラトビア
英製薬大手のグラクソ・スミスクライン(GSK)は1日、米グーグル系のライフサイエンス企業ベリリー・ライフサイエンシズ(旧グーグル・ライフサイエンシズ)とバイオエレクトロニクス(生体電子工学)技術を活用した医療機器を開発す
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は7月27日の決算発表で2016年12月期の業績見通しを引き上げた。比較的新しい特許薬の販売好調を受けて上半期決算が予想を上回ったためで、営業利益(EBITDA、特別要因を除く
ドイツ連邦統計局が7月29日発表した2016年1-6月期(上半期)の小売売上指数は物価調整後の実質で前年同期を2.3%上回った。オンライン販売の成長を背景に通販が6.7%増えて全体をけん引。「薬局、コスメティック用品・医
ハンガリー製薬大手のリヒター・ゲデオンは2日、西欧、アルジェリア、チュニジア及びトルコにおける新しい非定型抗精神病薬「カリプラジン」の独占販売権を、伊同業レコルダーティに付与するライセンス契約を結んだと発表した。契約一時
英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は7月27日、英国内3カ所の拠点に総額2億7,500万ポンドを投じ、バイオ医薬品などの生産体制を強化すると発表した。GSKは6月の国民投票でEU離脱に反対を表明していたが、英国
独化学工業会(VCI)は22日、独業界(製薬を含む)の今年の生産成長率を従来予測の1.0%から0.5%へと引き下げた。新興国の経済が予想以上に振るわないところに、英国の欧州連合(EU)離脱決定が追い打ちをかけるとみられる
臨床検査機器大手のアークレイ(本社:京都)は26日、ロシア工場の拡張を終え、新たに尿検査試薬の生産を開始したと発表した。ロシアや近隣諸国の需要拡大を見込み、生産品目の拡充で事業強化を図る。 ロシア工場は指定学術都市である
スイスの製薬会社ガレニカ(ベルン)は21日、米同業レリプサを買収することで合意したと発表した。両社の製品は補完性が高いことから相乗効果を引き出す考え。独自の米国販売組織を獲得することも今回の買収の狙いだ。新薬子会社ビフォ
欧州委員会は20日、後発医薬品大手のマイランがスウェーデン製薬大手メダを買収する計画を条件付で承認したと発表した。マイランは両社が欧州で展開する事業の一部を手放すことを求められる。 両社は2月に買収で合意していた。買収は
スイス製薬大手のノバルティスが19日発表した2016年4~6月期(第2四半期)の純利益は18億600万ドルとなり、前年同期から3%減少した。白血病治療薬「グリベック」の特許切れと、心不全治療薬「エントレスト」のマーケティ
製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は18日、多発性硬化症(MS)治療薬「クラドリビン」の承認申請を欧州医薬品審査庁(EMA)が受理したと発表した。同薬に対しては欧米の医薬品当局が否定的な見解を表明したため、同社は20
スイスの製薬大手ノバルティスが19日発表した2016年4-6月期(第2四半期)の営業利益は前年同期比8%減の20億9,300万ドルへと落ち込んだ。白血病治療薬「グリベック」の特許切れと心不全治療薬「エントレスト」の市場投
独化学工業会(VCI)が独業界(製薬を含む)の長期生産成長率見通しを下方修正した。業界を取り巻く環境が変化したためで、2030年までの成長率を従来予測の年1.8%から同1.5%へと引き下げた。VCIのデータをもとに経済紙
予防接種は絶対に受けないと考えているドイツ人の割合が13%に上ることが、世論調査機関フォルサがボーフム鉱業共済保険組合の委託で実施した市民アンケート調査で分かった。予防接種を拒否する理由としては「人体への長期の影響に懸念
ロシア製薬会社のノヴァメディカ(NovaMedika)は13日、米同業大手のファイザーと共同で、南西部カルーガ地方に新工場を建設すると発表した。ファイザーが特許を持つ医薬品を生産し、国内市場に供給する。投資規模は明らかに
医薬品の添付文書をスマートフォンやパソコンでいつでも閲覧できるようにするためのデジタル化プロジェクトが今月、スタートした。製品に添付された説明書を患者がなくすようなことがあっても医薬品の情報を確実に入手できるようにし、服
ポーランドの製薬大手ポルファーマ(Polpharma)は先ごろ、米バイオ医薬品大手エピルスから蘭子会社エピルス・バイオファーマシューティカル・オランダの研究開発部門バイオセロス(Bioceros)を買収したと発表した。バ
ハンガリーの製薬最大手ゲデオン・リヒターが、ブダペスト工科経済大学(BME)と研究開発分野での提携を拡大する。新薬開発に向けた新たなプロセスを確立するのが目的となる。両者はまた、提携プロジェクトの立ち上げに伴い資金調達が
英国が6月23日の国民投票で欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を決めたことを受けて、ドイツの国内総生産(GDP)予測を引き下げる動きが相次いでいる。英国向けの輸出や企業投資の鈍化が避けられないとみられるためで、マクロ経
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は5日、スペインの飼料添加剤大手ノレル(NOREL)からプロバイオティクス事業を譲り受けることで合意したと発表した。食の安全に対する消費者の意識の高まりを受け、抗生物質を使わない飼料
ハンガリー製薬最大手のゲデオン・リヒターは6月30日、バイオシミラー(バイオ後続品)の開発を手がけるスイスのフィノックスを買収したと発表した。欧州市場での地位を強化する戦略の一環。不妊治療薬に実績のある同社の獲得により、
ハンガリー製薬最大手のゲデオン・リヒターは6月30日、バイオシミラー(バイオ後続品)の開発を手がけるスイスのフィノックスを買収したと発表した。欧州市場での地位を強化する戦略の一環。不妊治療薬に実績のある同社の獲得により、
市販の検査薬・機器の需要がドイツで拡大している。ドラッグストアや食品スーパーで取り扱う製品の種類が増えていることが大きく、特に感染症検査など新しい分野でニーズが急速に伸びている。コンサルティング会社クロイツァー・フィッシ