ドイツ人は全般的にみて鎮痛剤を慎重に服用していることが、製薬大手バイエルの委託で世論調査機関フォルサが実施した消費者アンケート調査で分かった。それによると、頭痛などの痛みがあると市販の鎮痛剤を「すぐに服用する」人は11%と少なく、40%は「しばらく様子をみて痛みが増すようなら服用する」と回答。「服用しない」は49%とほぼ半数を占めた。
服用の理由としては「日課をこなすため」との回答が最も多く44%に上った。これに「重要なアポイントをクリアするため」(37%)、「家族やパートナーと一緒に時間を過ごすため」(30%)、「友人と一緒に時間を過ごすため」(20%)が続いた。
服用頻度を性別でみると、「月に1度」との回答は女性で20%に上り、男性の14%を上回った。
一方、服用前に説明書を読まない人は男性で37%に達し、女性の26%を上回った。