国家・地方自治体

ロシア、自動車の再輸出が活発化

ロシアで輸入車両を再輸出する動きが活発化している。最近のルーブル安を背景に同国に工場を持つ独フォルクスワーゲン(VW)や韓国の現代自動車が輸出増に向け現地生産を増やす一方で、国内外の価格差を利用しマージンを得るため輸入車 […]

ベラルーシ、ソフトウェア産業が大きく成長

ベラルーシのソフトウェア産業が輸出を伸ばしている。ソフトウェア関連製品・サービス輸出額の近年の増加率は年平均25%に上り、昨年の輸出額は8億1,800万ドルと2012年に比べほぼ倍増した。2020年まで実質で年率20%増

シーメンス、TAPパイプライン向け圧縮トレイン受注

独電機大手シーメンスは先ごろ、アドリア海横断パイプライン(TAP)の事業会社TAPコンソーシアムから天然ガス圧縮トレインを6基受注したと発表した。同トレインは出力15メガワットのガスタービン「SGT-400」で駆動する。

ロシアとイランが提携強化、インフラ整備などで

ロシアがイランとの提携強化を図っている。ノヴァク・エネルギー相は7月29日、イランのインフラ整備計画2件に関し、総額24億米ドルを融資する方向で準備を進めていることを明らかにした。同件を含め、近い将来、13協定に調印し、

中国大手2企業、ハンガリーの情報通信プロジェクトで提携

中国華為技術と万華ボルショドケムは7月28日、ハンガリーにおける情報通信プロジェクトに関連し、戦略提携契約を結んだ。万華ボルショドケムは華為技術の協力を得て、情報通信センターを新設する。これにより現地の生産技術を世界水準

チェコ政府、GEアビエーションへの公的支援を承認

チェコ政府は7月27日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の航空機エンジン部門GEアビエーションが95億コルナ(約3億5,000万ユーロ)を投じて同国に新工場を建設する計画への公的支援を承認した。これによってGEアビエー

トルコの外国人観光客数が激減、6月は40.9%減

トルコ観光省は7月28日、6月に同国を訪れた外国人は244万人となり、前年同月を40.9%下回ったと発表した。これは1994年に統計を取り始めて以来、最大の下げ幅。観光客を狙ったテロ事件など治安への懸念が背景にあるとみら

トルコ進出企業、投資継続へ

クーデター未遂事件が示す政情不安にも関わらず、多国籍企業の多くは対トルコ投資を継続する方針を表明している。 英ボーダフォンのヴィットリオ・コラオ最高経営責任者(CEO)は、トルコ市場の力強い成長に言及し、自社にとって重要

欧州委、スペイン・ポルトガルへの制裁見送り

欧州委員会は7月27日、EUの財政規律に違反しているスペインとポルトガルへの制裁を見送ることを加盟国に勧告した。両国はルールを厳格に適用すると巨額の制裁金支払いを命じられるはずだったが、欧州委は英国の離脱決定で揺れるEU

4~6月の英成長率、0.6%に拡大

英政府統計局が7月27日発表した2016年4~6月期の国内総生産(GDP、速報値)は前期比0.6%増となり、14四半期連続でプラス成長となった。伸び率は前期の0.4%から加速。市場予想の0.5%を上回った。 分野別では製

欧州委、英離脱交渉の責任者にバルニエ氏

欧州委員会のユンケル委員長は7月27日、英国とのEU離脱交渉の責任者にフランスのベテラン政治家で元欧州委員のミシェル・バルニエ氏(65)を任命したと発表した。10月1日付で就任する。英政府は年内に離脱を正式に通告しないた

ユーロ圏景況感、7月は小幅改善

欧州委員会が7月28日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は104.6となり、前月の104.4から0.2ポイント上昇した。今回は英国のEU離脱が国民投票で決まってから初の調査で、市場は悪化を見込んで

7月のユーロ圏インフレ率0.2%、2カ月連続プラスに

EU統計局ユーロスタットが7月29日発表した同月の消費者物価統計(速報値)によると、ユーロ圏の消費者物価指数上昇率(インフレ率)は前年同月比0.2%で、2カ月連続でプラスとなった。上げ幅は前月の0.1%から拡大した。ただ

ユーロ圏失業率、6月も10.1%

EU統計局ユーロスタットが7月29日発表した6月のユーロ圏の失業率(速報値・季節調整済み)は10.1%となり、前月と同水準だった。EU28カ国ベースの失業率も前月と同じ8.6%。(表参照) 主要国はドイツが4.2%、フラ

ユーロ圏建設業生産高、2カ月連続低迷

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の5月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比0.8%減となり、2カ月連続で落ち込んだ。前月は1%減だった。(表参照) 分野別では建築が0.7%減、土木が1.7

仏EDF、英原発事業への投資を最終決定

仏電力最大手のフランス電力公社(EDF)は7月28日に開いた取締役会で、英南西部のヒンクリーポイントに原子力発電所を建設する大型事業への投資を最終承認した。総額180億ポンド(約214億ユーロ)に上る同事業をめぐっては、

欧州委が中国をWTO提訴、原材料の輸出制限めぐり

欧州連合(EU)の欧州委員会は7月19日、中国が幅広い工業製品の原材料として利用される11種類の金属、鉱物の輸出を不当に制限し、EU域内の企業に悪影響を与えているとして、世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表した。中国の

独仏首脳が英首相と会談、EU離脱通告先送りを容認

英国のメイ新首相は20日から21日にかけて独メルケル首相、仏オランド大統領と相次いで会談し、EU離脱を年内に通告しない方針を伝えた。これに対して独仏首脳は、早期の離脱交渉が望ましいとしながらも、準備期間が必要とする英国側

「労働者派遣指令」改正案、中東欧11カ国の見直し要求拒否

欧州委員会は20日、欧州連合(EU)域内の他の国に一時的に派遣されて就労する「海外派遣労働者」の権利保護を強化するため、今年3月に提示した「労働者派遣指令」(1996年制定)の改正案を維持する方針を表明した。派遣元となる

中東欧の倒産件数が減少‐コファス

フランスの信用保険大手コファスによると、経済環境の好転により2015年の中東欧の企業倒産件数は13カ国中9カ国で減少、国内総生産(GDP)で調整した平均企業倒産件数でも前年比マイナス14%と大きく減少した。国別ではルーマ

6月の東欧国別新車登録台数(乗用車)

欧州自動車工業協会(ACEA)が先ごろ発表した6月の東欧国別の新車登録台数(乗用車)によると、ポーランド(3万8,555台、前年同月比26.9%増)が最も多く、チェコ(2万5,714台、20.6%増)、ハンガリー(9,6

ルーマニア自動車生産、1-6月期は5.2%減

ルーマニアの自動車製造・輸入事業者連合会(APIA)によると、今年1-6月期の国内自動車生産台数は20万1,000台となり、前年同期から5.2%減少した。 内訳はダチアが4.4%減の17万8,017台、フォードが11.7

カザフスタン、ウズベキスタンと自動車製造での提携を模索

カザフスタンとウズベキスタンの自動車業界が、生産提携を模索している。カザフスタンのウテンバイェフ駐ウズベキスタン大使は先ごろ、両国にとって利益となる新しい事業モデルが必要だと述べ、双方の企業が部品・装備や新車を合同生産す

車部品の印JBM、ソラリスと合弁で電気バス生産

インドの自動車部品メーカー、JBMオートは20日、ポーランドのバス製造大手ソラリスと合弁で電気バスを製造すると発表した。ソラリスが電気バスの技術を提供。JBMはデザインやマーケティングのノウハウを持ち寄る。投資額は30億

独VW、ロシア工場からメキシコへ出荷

ロシア需要縮小の打開に向けて、独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が現地生産車をメキシコに輸出する方針だ。独立国家共同体(CIS)以外の外国に出荷されるのはこれが初めて。ロシア政府が今年導入する自動車輸出支援策の適用

ポーランド政府、起業支援に基金開設

ポーランドが起業支援に力を入れ始めた。経済の革新力(イノベーション)を培うには、スタートアップ企業の存在が不可欠なためだ。具体的には、国営の起業支援ファンド「ポーランド開発基金(PFR)ベンチャーズ」を設置し、起業のハー

ハンガリー鉱工業生産、5月は4.2%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が先ごろ発表した5月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で4.2%増加し、2カ月連続でプラスとなったものの、上げ幅は前月の5.3%から1.1ポイント縮小した。 分野別でみると

IBM、クロアチアにサービス拠点開設

米IBMがクロアチアにサービス拠点を開設する。同国のオレシュコビッチ首相が20日明らかにしたもので、首都ザグレブに情報技術(IT)インフラの運用・保守を手掛ける「クライアント・イノベーション・センター」を設置する。稼働は

トルコの消費者信頼感指数、5カ月ぶり低下

トルコ統計局(TUIK)が20日発表した今年7月の消費者信頼感指数は、前月を2.4ポイント下回る67.03となり、5カ月ぶりに低下した。同指数値は3月以来の低水準。 構成指数が軒並み低下した。景気予測指数は前月比1.5ポ

米ゼネラル・エレクトリック、ウクライナ国営2社と提携

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は21日、ウクライナ国鉄(UZ)及び同国の国営航空機メーカー、アントノフと提携契約を結んだ。UZとは、同社が計画するディーゼル機関車の近代化で提携する。アントノフにはエンジンを供給する。

ベラルーシ、IT分野で日本からの投資に期待

国会議員の有志で組織する日本ベラルーシ友好議員連盟が19日、ベラルーシを訪問し、同国のグミンスキー下院副議長らと会合を行った。出席した佐田玄一郎同議員連盟会長は同国政府の情報技術(IT)分野振興に向けた取り組みを評価し、

欧州委が中国をWTO提訴、原材料の輸出制限めぐり

欧州委員会は19日、中国が幅広い工業製品の原材料として利用される11種類の金属、鉱物の輸出を不当に制限し、EU域内の企業に悪影響を与えているとして、世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表した。中国の原材料輸出制限をめぐる

独仏首脳が英首相と会談、EU離脱通告先送りを容認

英国のメイ新首相は20日から21日にかけて独メルケル首相、仏オランド大統領と相次いで会談し、EU離脱を年内に通告しない方針を伝えた。これに対して独仏首脳は、早期の離脱交渉が望ましいとしながらも、準備期間が必要とする英国側

17年の英成長率、EU離脱でマイナスも=欧州委

欧州委員会は19日、英国のEU離脱決定が域内経済に及ぼす影響に関する試算を公表し、英経済は最悪の場合、2017年にマイナス成長に転落するとの見通しを示した。ユーロ圏経済も影響は避けられないとして、予想成長率を下方修正した

欧州委、非ETS部門の排出削減目標を提示

欧州委員会は20日、EU域内排出量取引制度(EU-ETS)の対象外となっている産業部門について、2030年を達成期限とする国別の削減目標を提案した。30年までにEU全体で温室効果ガス排出量を1990年比で少なくとも40%

「労働者派遣指令」改正案、中東欧11カ国の見直し要求拒否

欧州委員会は20日、EU域内の他の国に一時的に派遣されて就労する「海外派遣労働者」の権利保護を強化するため、今年3月に提示した「労働者派遣指令」(1996年制定)の改正案を維持する方針を表明した。派遣元となる自国企業の競

仏政府のアレバ支援、欧州委が本格調査に着手

欧州委員会は19日、仏原子力大手アレバに対するフランス政府の資金支援がEUの国家補助規定に抵触する疑いがあるとして、本格調査を開始したと発表した。政府による資本注入が公正な競争をゆがめ、アレバに不当な利益をもたらしていな

5月のユーロ圏貿易黒字、246億ユーロに拡大

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した5月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は246億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の185億ユーロから拡大した。輸出が前年同月比2%増の1,674億ユ

ルーマニア自動車生産、1-6月期は5.2%減

ルーマニアの自動車製造・輸入事業者連合会(APIA)によると、今年1~6月期の国内自動車生産台数は20万1,000台となり、前年同期から5.2%減少した。 内訳はダチアが4.4%減の17万8,017台、フォードが11.7

EUと米、TTIP交渉の年内合意を再確認

欧州連合(EU)と米国は11~15日にブリュッセルで環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)の第14回交渉会合を開き、難航している非関税障壁の削減や規制の調和などについて協議した。オバマ米大統領の残り任期が半年となるなか、双

チェコ、6月のインフレ率0.1%

チェコ統計局(CSU)が12日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.1%の上昇にとどまり、上げ幅は前月から横ばいとなった。 品目別でみると、食品・非アルコール飲料が3.1%下落したほか、運輸も2.3%低

ブルガリア、6月のインフレ率マイナス1.3%

ブルガリア国家統計局(NSI)が12日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比でマイナス1.3%となり、前月のマイナス2.0%から上昇したものの、インフレ率のマイナスは5カ月連続となった。 最も価格が下がったの

トルコ鉱工業生産が大きく増加、5月+5.6%に

トルコ統計局(TUIK)が14日発表した5月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比5.6%増となり、上げ幅は前月の0.7%から4.9ポイント拡大した。同生産高のプラス成長は16カ月連続。前月比(季節・稼働日調整済み

トルコとイスラエル間のガスパイプライン計画が再浮上

トルコとイスラエルが先月28日に関係正常化で合意して以来、両国を結ぶ天然ガスパイプラインの建設計画が再び注目を集めている。トルコでは新たなガス関連事業や建設需要が期待され関連企業の株価が上昇する一方、領海を接し民族対立を

上部へスクロール