卸売物価が9カ月来の高い伸びに、6月は+3.4%
ドイツ連邦統計局が13日発表した6月の卸売物価指数は前年同月比3.4%増となり、9カ月来の高い伸びを記録した。上昇率の拡大は3カ月連続。石炭・石油製品が14.5%増と大幅に伸びたことが最大の押し上げ要因となった。 石炭・ […]
ドイツ連邦統計局が13日発表した6月の卸売物価指数は前年同月比3.4%増となり、9カ月来の高い伸びを記録した。上昇率の拡大は3カ月連続。石炭・石油製品が14.5%増と大幅に伸びたことが最大の押し上げ要因となった。 石炭・ […]
ロシア石油最大手の国営ロスネフチは13日、ドイツ子会社が現地化学商社2社と提携すると発表した。自社の出資するドイツ製油所の石油化学製品を拡販する目的で、グループのドイツ事業の新たな一歩と位置づけている。 対象となるのは、
ドイツ連邦統計局は12日、6月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が2.1%、前月比が0.1%で速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比6.4%増と大きく上昇。エネ
ウズベキスタンのミルジヨーエフ大統領は11日、ロシア原子力公社(ロスアトム)と同国初の原子力発電所の建設で合意したと発表した。出力1,200メガワットの原子炉2基を設置し、2028年までの営業運転開始を目指す。今後は事業
電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は9日、中国の国有電力会社、国家電力投資集団公司(SPIC)と技術協業の覚書に調印した。SPICの大型ガスタービン研究・開発などを支援する。大型ガスタービンの世界需要が大幅に縮小してい
独バーデン・ヴュルテンベルク(BW)州政府は11日、州都シュツットガルトに来年1月1日付で環境ゾーンを設定し旧型ディーゼル車の走行を禁止する方針を決定した。ディーゼル車の走行禁止を認める連邦行政裁判所(最高裁)の判決を踏
独自動車大手オペルのモデルに違法な排ガス処理機能が搭載されているとの疑惑が浮上している。日曜版『ビルト』紙が報じたもので、連邦交通省は同社から事情を聴取していることを明らかにした。オペルは所轄官庁の連邦陸運局(KBA)か
独化学工業会(VCI)は12日の記者会見で、景気の先行きに対する懸念を表明した。上半期は好調だったものの、米・中・欧州連合(EU)の通商摩擦や英国のEU離脱の不透明感、原油価格の高騰が暗い影を落としているためだ。VCIの
独エネルギー水道産業連合会(BDEW)が10日発表した1-6月期の国内発電統計(暫定値)によると、再生可能エネルギーの発電量は前年比10%強増の約1,180億キロワット時(kWh)へと大きく拡大した。二酸化炭素(CO2)
欧州委員会は12日発表した最新の経済予測で、ユーロ圏の2018年の域内総生産(GDP)実質伸び率を2.1%とし、前回予測(5月)の2.3%から0.2ポイント下方修正した。EUと米国の貿易摩擦、原油高で景気回復のペースが鈍
ドイツと中国の第5回合同閣議が9日ベルリンで開催され、両国政府は「規則に基づく世界秩序をベースとする公正で自由な貿易」の維持に向けて、これまで以上に緊密に協力することで合意した。米トランプ政権が打ち出す保護主義政策が世界
英石油大手BPは2日、アゼルバイジャンのシャーデニス・ガス田からトルコなどに向けた天然ガスの輸送を開始したと発表した。同ガス田はカスピ海からロシアを経由せずに欧州に天然ガスを輸送する「南ガス回廊」の起点にあたる。ジョージ
ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が6日発表した5月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.6%増となり、2カ月ぶりに拡大した。建設業が3.1%増、製造業が2.7%増と大きく拡
英石油大手BPは2日、アゼルバイジャンのシャーデニス・ガス田からトルコなどに向けた天然ガスの輸送を開始したと発表した。同ガス田はカスピ海からロシアを経由せずに欧州に天然ガスを輸送する「南ガス回廊」の起点にあたる。ジョージ
ドイツ連邦統計局が6月28日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比で2.1%増加した。上げ幅は前月の同2.2%をやや下回ったものの、欧州連合(EU)が適正水準とする2%弱を2カ月連続で上回った。 物価を強く押
ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した6月の乗用車新車登録台数は前年同月比4.2%増の34万1,308台となり、2カ月ぶりに拡大した。今年6月は移動祝日がなく比較対象の2016年5月に比べ営業日数が多かったことがプラス
ポーランド石油・ガス大手の国営PGNiGは6月27日、米国の2社と液化天然ガス(LNG)の購入契約を結んだと発表した。契約期間は20年で、1,000億立方メートル以上の米国産LNGを輸入する。 契約したのは米国のポートア
世界銀行とアジアインフラ投資銀行(AIIB)がトルコの天然ガス事業に総額12億米ドルを融資する。中部に位置するトゥズ湖地下貯蔵施設の能力強化が目的。トルコは2023年の建国100周年を視野に、同施設の22年中の全面稼働を
英石油大手BPは6月28日、電気自動車(EV)向け充電スタンドの運営で国内最大手のチャージマスターを買収すると発表した。すでにBPは国内1,200カ所の給油所でEV向け充電業務を展開しているが、EVの普及拡大をにらみ、買
ポーランド石油・ガス大手の国営PGNiGは6月27日、米国の2社と液化天然ガス(LNG)の購入契約を結んだと発表した。契約期間は20年で、1,000億立方メートル以上の米国産LNGを輸入する。 契約したのは米国のポートア
ブルガリアでベレネ原子力発電所の建設計画が、議会の承認を受けて本格的に再始動する。ボリソフ首相が自ら撤回した計画を再び持ち出した事実は奇異にみえるが、その背景には中止前に調達していた設備機器の存在や、ロシアと手を組むこと
チェコの化学企業ケモプロジェクト(Chemoprojekt、ウースチー・ナド・ラベム)は間もなく、使用済み食用油からバイオディーゼルの製造を開始する。19日付の現地紙『ホスポダルスケ・ノヴィニー』が報じたもので、月産6,
クロアチアの政府系石油大手INA(インドゥストゥリヤ・ナフテ)は20日、伊石油大手エニのクロアチア子会社、エニ・クロアチアBVを買収し北アドリア及びマリツァ(Marica)の2つの海上ガス田を取得すると発表した。取引額は
ロシアが石油産業への課税制度を改正する。政府が議会に提出した改正案によると、輸出税を段階的に廃止する代わりに、原油生産に課せられる鉱物資源採掘税(MET)を強化する。製油所の近代化に投資した企業や、欧米による制裁対象とな
ドイツ連邦統計局が20日発表した5月の生産者物価指数は前年同月を2.7%上回り、7カ月来の高い伸びを記録した。上昇率の拡大3カ月連続。エネルギーが5.5%増となり2012年3月以来の上昇率を記録したことが最大の押し上げ要
欧州委員会は21日、カタールの国営石油会社カタール・ペトロリアムが液化天然ガス(LNG)の欧州向け輸出でEU競争法に違反した疑いがあるとして本格調査を開始したと発表した。LNG市場における市場支配的な地位を利用して、欧州
欧州石油大手の英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは20日、ノルウェーで保有する一部の油田の権益を同国のエネルギー会社OKEAに売却すると発表した。300億ドルに上る資産売却計画の一環で、北海のドラウゲン油田の権益44.56%と
アゼルバイジャン産の天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶアナトリア横断パイプライン(TANAP)が12日に部分開通し、トルコ西部のエスキシェヒルで関係国首脳の出席のもと開通式典が行われた。同式典でトルコのエルドアン大統領は、
ポーランド石油最大手PKNオルレンは12日、石油化学事業の強化に向けて約83億ズロチ(19億3,900万ユーロ)を投資する計画を明らかにした。同社として過去最大規模の投資で、2023年までに国内中部のプウォツクとブウォツ
クロアチアの電気設備メーカー、コンサールは13日、同業の中国西電電気とガス絶縁開閉装置(GIS)を生産する合弁会社の設立で合意した。新会社の名称はKoncar-XD High Voltage Switchgearで、両社
エストニア国営電力エースティ・エネルギアの発電子会社であるエネフィットはこのほど、ナルヴァ発電所の循環型流動層(CFB)ボイラの技術更新を完了した。オイルシェール由来の乾留ガスの燃焼を改善することで、効率を向上させ、環境
カザフスタン投資支援・促進機構は、北京で先ごろ開催されたカザフスタン・中国ビジネス会議において40の協力プロジェクトが成立したと発表した。契約総額は130億ドルで、工業分野やバイオテクノロジー等に関連したハイテク製品を同
ドイツ連邦統計局は14日、5月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が2.2%、前月比が0.5%で速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比5.1%増と大きく上昇。エネ
ドイツ連邦統計局が15日発表した5月の卸売物価指数は前年同月比2.9%増となり、6カ月来の高い伸びを記録した。石炭・石油製品が12.2%増と大幅に伸びたことが最大の押し上げ要因となり、増加幅は前月(1.4%)の2倍以上に
電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が発電所用大型ガスタービン事業を対象に戦略的なオプションを検討しているとの観測が浮上している。ブルームバーグ通信が消息筋の情報として13日、報じたもので、売却や競合との事業統合などあら
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は13日、排ガスから有用物質を取り出す技術を手がける米国の新興企業ランザテックにベンチャー投資子会社BASFベンチャーキャピタルを通して出資すると発表した。出資比率と出資額
ブルガリア国営送ガス会社ブルガトランスガス(Bulgartransgaz)は先ごろ、建設が検討されている天然ガス中継基地(ハブ基地)「バルカン」の実現可能性調査(FS)の中間報告を欧州委員会に対して行い、基地への輸送ルー
欧州委員会は15日、フィンランドの電力会社フォータムが独エネルギー大手エーオンから分離独立した火力発電会社ウニパーを買収する計画を認可したと発表した。両社の事業が重複する北欧市場では多数のライバル企業がシェア争いを展開し
アゼルバイジャン産の天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶアナトリア横断パイプライン(TANAP)が12日に部分開通し、トルコ西部のエスキシェヒルで関係国首脳の出席のもと開通式典が行われた。同式典でトルコのエルドアン大統領は、
ポーランド石油最大手PKNオルレンは12日、石油化学事業の強化に向けて約83億ズロチ(19億3,900万ユーロ)を投資する計画を明らかにした。同社として過去最大規模の投資で、2023年までに国内中部のプウォツクとブウォツ
ウクライナ国営ガス会社ナフトガスは6日、オランダの裁判所がロシアのガスプロムの同国資産の差し押さえを認める裁定を下したことを明らかにした。ストックホルム仲裁裁判所が今年2月、ガスプロムに対し、ウクライナへのガス供給の再開
ロシアの民間石油大手ルクオイルは5日、カザフスタン同業の国営のカズムナイガスと同国領カスピ海の油田の共同開発で基本合意した。必要な手続き経てコンソーシアム(企業連合)を立ち上げ、カザフスタン当局に探鉱・開発許可を求めてい
ウクライナのポロシェンコ大統領は5月31日、カタールのテレビ局アルジャジーラのインタビューに応じ、カタール政府との間で同国からの液化天然ガス(LNG)購入について交渉を行っていることを明らかにした。輸入に際してはポーラン
ドイツ連邦交通省は4日、環境に優しいトラックの購入者に助成金を交付することを明らかにした。運送会社の調達を促すことが狙い。連邦物流庁(BAG)で7月にも申請できるようになる見通しだ。 助成金の交付対象となるのは天然ガスト
ミュンヘン検察当局は11日、フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社であるアウディのルパート・シュタートラー社長と取締役1人の自宅を対象に立ち入り捜査を実施した。違法なソフトウエアの搭載車を欧州市場で販売したことに絡んで