証券

SAP―調査ソフトの米クアルトリクス買収―

企業資源計画(ERP)ソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は11日、調査ソフトの有力企業である米クアルトリクスを買収することで合意したと発表した。顧客の体験などの情報を分析して製品などに反映させブランド価値を向上させてい […]

インフィニオン―スタートアップを買収―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は12日、独東部のドレスデンに拠点を置くスタートアップ企業シルテクトラをベンチャーキャピタルのMIGファンズから買収すると発表した。半導体チップの歩留まりを大幅に引き上げる狙い。

リコー―独印刷ソフト会社買収―

リコーは12日、印刷向けソフトウエア開発の独カラーゲート・アウトプット・ソリューションズの全株式を取得することで合意したと発表した。産業印刷事業の強化方針に基づく措置。買収金額は明らかにしていない。月末の買収手続き完了を

ディボールド・ニックスドルフ―独子会社の上場廃止へ―

ATMとPOSシステムの大手メーカーである米ディボールド・ニックスドルフは7日、同名の独子会社の上場廃止方針を明らかにした。コスト削減と組織の簡素化が狙い。株主総会で承認を得て、スクイズアウト(少数株主からの株式の強制的

エボニック―過酸化水素の米社買収―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は8日、過酸化水素(H2O2)と過酢酸(PAA)の有力企業である米ペロクシケムを投資会社ワン・エクイティ・パートナーズから買収すると発表した。収益力の高い特殊製品分野のポートフォリオ

バイエル―営業利益がやや減少、7-9月期-0.1%に―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)が13日発表した2018年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBITDAベース、特別項目を除く)は前年同期比0.1%減の22億200万ユーロとやや落ち込んだ。為替差

コメルツ銀行―7-9月期47%の営業減益に―

独コメルツ銀行(フランクフルト)が8日発表した2018年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益は前期比47%減の3億3,100万ユーロと大幅に落ち込んだ。比較対象の17年第3四半期は本社ビル「コメルツ銀行タワー」と独カー

米大手銀がフランクフルトの資産を10倍に

米大手銀ゴールドマン・サックス・グループ、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー、シティグループの4行は独フランクフルトの拠点で管理するバランスシート上の資産を約10倍に拡大するもようだ。英国の欧州連合(EU)離脱

コンチネンタル―米社の防振システム事業買収―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は2日、米同業クーパー・スタンダードから防振システム事業を譲り受けることで合意したと発表した。同買収により、防振・防音部品をグローバルに供給できる体制を確立する。取引の成立に

ブルガリアのスーパーカーメーカー、EV生産に向けIPOを計画

ブルガリアのレーシングカーメーカー、シン・カーズ・インターナショナル・イオードは先ごろ、電気自動車(EV)の生産を行う資金を調達するため新規株式公開(IPO)の実施を計画していることを明らかにした。『ブルームバーグ』など

シーメンス・ヘルシニアーズ―18年9月期は減益に―

独電機大手シーメンスの医療機器子会社シーメンス・ヘルシニアーズ(エアランゲン)が5日発表した2018年9月通期決算の営業利益は前期比12%減の21億1,000万ユーロへと落ち込んだ。新規株式公開(IPO)と人員削減のコス

エボニック―養鶏所支援のスタートアップに出資―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は2日、養鶏所向け精密畜産サービスを手がける英スタートアップ企業OPTIファームの過半数未満株を取得したと発表した。飼料事業を強化する狙い。出資額と出資比率は明らかにしていない。 O

ルネサス

ルネサスエレクトロニクスは10月31日、英子会社ルネサスエレクトロニクス・ヨーロッパ・リミテッドの完全子会社である独ルネサスエレクトロニクス・ヨーロッパGmbHの全資本を取得し完全子会社化すると発表した。子会社、孫会社の

クリスマス手当の平均、今年は2583ユーロに

賃金協定が適用される企業の被用者が今年、受給するクリスマス手当の額は平均2,583ユーロとなり、前年を2.3%上回ることが、連邦統計局の発表で分かった。西部地区は2,595ユーロで、東部地区(2,449ユーロ)を3.8%

ブルガリアがギリシャのLNG基地に出資、調達先多様化の一環

ブルガリアがギリシャの洋上液化天然ガス(LNG)ターミナルへの資本参加を計画している。ロイター通信が10月31日、ペトコヴァ・エネルギー相の話として報じたもので、国営ガス会社ブルガルトランスガスが年内に約25%の出資シェ

日立、伊鉄道信号メーカーに追加出資

日立製作所は10月29日、鉄道信号システムを手がける伊子会社アンサルドSTSの株式約31.79%を取得すると発表した。これによってアンサルドSTSに対する持ち株比率は約82.6%に拡大。残る株式も株式公開買い付け(TOB

フォルクスワーゲン―電池セルを韓SKと共同生産か―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が韓国のSKイノベーションと共同で電動車用電池の合弁工場を欧州に建設するもようだ。独経済誌『マネージャー・マガチン』が25日、報じたもので、11月16日の監査役会

ダイムラー―吉利と配車合弁設立へ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は24日、ライドヘイリング(配車サービス)の合弁会社を筆頭株主の浙江吉利控股集団と共同設立することで基本合意したと発表した。吉利の強い要請を受けて、両社は協業の可能性を模索。高

フォルクスワーゲン―傘下のMANから非商用車事業を取得―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は25日、商用車部門トラトンの子会社MANから商用車以外の全事業を取得すると発表した。トラトンは事業資金を確保するために新規株式公開(IPO)を計画していることか

電通―スイス企業を買収、独事業など拡大へ―

電通は23日、スイスとドイツで事業展開する大手総合デジタルエージェンシー、ナミックスを買収すると発表した。米データマーケティング子会社マークルのドイツ、オーストリア、スイス事業を強化する狙い。海外事業統括会社の電通イージ

ドイツ銀行―4年ぶりの通期黒字に自信―

独銀最大手ドイツ銀行(フランクフルト)のクリスティアン・ゼーヴィング頭取は24日の決算発表で、2018年12月期の税引き前損益が黒字になるとの見通しを示した。コストの抑制が順調に進んでいるためで、4期ぶりの黒字計上に自信

SMBC日興証券

SMBC日興証券は22日、独フランクフルトに現地法人を設立することを現地当局から認可されたと発表した。同社は英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けてフランクフルト進出を昨年決定。現地法人設立に向けた準備を進めている。来年に

コンチネンタル

自動車部品大手の独コンチネンタルは29日、通信部品製造の独カトラインから車載アンテナ子会社カトライン・オートモティブを買収すると発表した。コネクテッドカーを実現するためには高性能でインテリジェントなアンテナが必要なことか

州立銀の大合併を検討、独3位の金融機関誕生も

ドイツの州立銀行業界で大規模な合併の可能性が模索されている。経済紙『ハンデルスブラット(HB)』などが報じたもので、実現すると総資産およそ7,000億ユーロの金融機関が誕生。同国の銀行ランキングでドイツ銀行、DZバンク(

伊保険大手ゼネラリ、独社のポーランド子会社買収

伊保険大手のゼネラリは22日、ドイツのユニオンアセットマネジメントホールディングからポーランド子会社ユニオンインベストメントTFIを買収することで合意したと発表した。買収額は明らかにされていない。当局の承認を経て取引が完

ドイツ鉄道―超小型衛星を用いた通信事業者に出資―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は22日、超小型衛星を用いた通信網を構築中のカナダのスタートアップ企業ケプラーに資本参加すると発表した。物流サービス分野でケプラーの通信網を活用する考え。出資比率と出資額は明らかにしていない。

ゴーユーロ―投資家から1.5億ドル調達―

公共交通機関の接続情報と予約サービスを提供する独スタートアップ企業ゴーユーロは23日、スウェーデンのベンチャー資本キネヴィックなどから総額1億5,000万ドルの出資を受けたと発表した。調達資金を事業の拡大と技術革新に投じ

ドイツ―中国合弁から撤退―

エンジン大手の独ドイツ(ケルン)は22日、中国自動車大手・第一汽車(FAW)との合弁ドイツ大連(Deutz Dalian)から資本を引き揚げたと発表した。同合弁の業績不振を受けた措置。ドイツは中国事業を仕切り直すために、

バイエル―動物薬部門の売却検討―

製薬・農業化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が動物薬部門の売却を検討しているもようだ。一般医薬品部門の不振や特許薬部門の先行き懸念、米モンサント買収に伴う巨大リスクの抱え込みを受けて事業の見直しを求める投資家の圧力が

BMW―中国合弁への出資比率拡大で合意―

高級車大手のBMW(ミュンヘン)は11日、華晨中国汽車(ブリリアンス)との合弁契約を22年延長して2040年までとするとともに、同合弁への出資比率を従来の50%から75%に引き上げることで合意したと発表した。合弁設立15

エルゴ

独ミュンヘン再保険の元受子会社エルゴは15日、ロシアの生保子会社エルゴ・ロシア・ライフを現地保険大手ロスゴスストラフに完全売却することで合意したと発表した。国際事業の見直し方針に基づく措置。売却金額は公表しないことで合意

輸出高3カ月連続拡大、8月は2.2%増に

ドイツ連邦統計局が9日発表した8月の輸出高(暫定値)は前年同月比2.2%増の1,052億ユーロとなり、3カ月連続で拡大した。欧州連合(EU)域外向けが3.5%伸びて全体をけん引。EU向けはユーロ圏が1.3%増、EUのユー

シンプルシュアランス―東京海上などから資金調達―

インシュアテック(IT技術を活用した保険分野のサービス)の有力企業である独シンプルシュアランス(SISU)に東京海上ホールディングスなどが資本参加する。SISUは東京海上と協業して日本・アジア市場を開拓していく考えだ。

エキサイト―IPOを凍結―

半導体産業向けのクリーンルームを手がける独エキサイト(Exyte、シュツットガルト)は5日、新規株式公開(IPO)計画を無期延期すると発表した。市場環境が適切でないためと説明している。同社が求める公開価格と投資家の提示額

欧州スタートアップの資金調達が過去最高に

設立10年以内の欧州のスタートアップ企業が今年上半期に投資家から調達した資金の総額は前年同期比27%増の101億9,600万ユーロとなり、上期の最高を更新した。投資家の出資意欲は高く、高額投資の傾向も加速。調達額が1億ユ

ユニリーバが蘭への本社一本化を撤回、主要株主の反発受け

英・オランダ系の食品・日用品大手ユニリーバは5日、本社機能をオランダに集約する計画を撤回すると発表した。英国とオランダに置く本社を一本化することで迅速な意思決定を可能にし、経営を効率化する狙いだったが、今月末の株主総会を

ティッセンクルップ―会社2分割へ、株主の批判受け―

独複合企業ティッセンクルップ(エッセン)は9月30日の監査役会で、同社を工業会社と素材会社へと分割する計画を承認した。幅広い分野の事業を抱える現在の企業体制に対する株主の批判を受けた措置。今後は分割計画の詳細をまとめ上げ

レモンディス―包装材リサイクルのDSDを買収―

独廃棄物処理市場の最大手レモンディス(リューネン)は9月27日、包装材のリサイクル(デュアルシステム)で独最大手のデュアレス・ジステーム・ドイチュラント(DSD)を投資会社などから完全買収することで合意したと発表した。法

BASF―石油・ガス事業の合弁化で最終合意―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は9月27日、ロシア系投資会社レターワンと石油・天然ガス事業を合弁化することで最終合意したと発表した。ポートフォリオの最適化やシナジー効果を通して安定的に利益を確保できる体

ノバルティス―スイスと英で2550人の人員削減へ―

スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)は9月25日、今後4年間にスイスと英国で計2,550人の従業員を削減すると発表した。人員削減は2015年に打ち出した経営戦略の一環で、大量生産からより専門的で、個別化された医療用医

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