証券

「独バイオ業界はポテンシャルを生かせず」=EY

ドイツのバイオテクノロジー業界は大きなポテンシャルを持っているにもかかわらず資金調達面でそれを生かし切れていない――。監査法人大手のアーンスト・アンド・ヤング(EY)はバイオ業界団体ビオ・ドイチュラントなどと共同作成した […]

ドイツ銀が特別監査受け入れ、投資家保護団体と合意

ドイツ銀行の法令遵守体制を吟味するため特別監査を実施することで、同行とドイツ有価証券投資家保護協会(DSW)が合意した。DSWが14日明らかにし、同行が追認したもので、独立した第3者機関による監査を求めていたDSWの要求

ルフトハンザ、ブリュッセル航空を完全買収か

欧州航空大手の独ルフトハンザが、ベルギーのブリュッセル航空への出資比率を引き上げ、完全子会社化することを検討しているもようだ。南ドイツ新聞が13日報じたもので、ベルギーの投資家コンソーシアムが保有する株式55%を取得する

米GE、チェコ銀行部門を上場

電機大手の米ゼネラル・エレクトリック(GE)は11日、チェコの銀行部門をプラハ証券取引所に上場すると発表した。6月末までの実施を予定している。実現すれば、中欧では2011年以降で最大の新規株式公開(IPO)となる。 上場

グレンコア―農業部門の40%を売却―

スイスの大手資源商社グレンコア(バール)は6日、農業部門グレンコア・アグリの資本40%をカナダ公的年金投資委員会(CPPIB)に売却すると発表した。取引金額は25億ドルで、同社は約300億ドルに膨らんだ債務の圧縮に充てる

海航集団―ケータリング大手ゲートグループを買収へ―

中国の複合企業・海航集団(HNAグループ)は11日、ケータリングなどの航空会社向けサービスを手がけるスイス企業ゲートグループに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。HNAは昨年、空港グランドハンドリング世界最大

トルコのサバンジュ財閥、電力事業子会社の少数株売却へ

トルコ最大財閥のサバンジュ・ホールディング(Sabanci)は5日、エネルギー子会社エネルジサ(Enerjisa)の送配電部門の少数株を売却する意向を明らかにした。同社の新規株式公開(IPO)に先立ち債務を削減するのが狙

アリアンツ―韓国子会社を中国企業に売却―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は6日、韓国の生保子会社アリアンツ・ライフ・インシュアランス・コリアと資産運用会社アリアンツ・グローバル・インベスターズ・コリアの2社を中国の安邦保険グループに売却することで合意したと

ナブテスコ―商用車用コンプレッサーの独2社を買収―

ナブテスコは5日、連結子会社ナブテスコオートモーティブを通して商用車用コンプレッサーメーカーの独ITGセーリエンフェアティグング・ファールツォイクタイレ(以下ITG-S社)とITGコンプレッソーレン(ITG-K社)の2社

フロイデンベルク―自動車防振部品合弁を完全傘下に―

独複合企業フロイデンベルクは7日、自動車防振部品合弁ビブラコースティックの資本50%をスウェーデンのトレルボルグから譲り受け完全子会社化すると発表した。買収手続きは当局の承認を経て第2四半期中に終了する見通し。1月1日に

シーメンス―エマソンから事業買収も―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が米同業エマソン・エレクトリックのネットワークパワー事業を買収する方向で交渉しているとの観測が浮上している。ロイター通信が消息筋の情報として5日報じたもので、両社は報道内容へのコメント

エボニック―化粧品原料のスタートアップ買収―

化学大手の独エボニック(エッセン)は8日、化粧品原料製造の仏スタートアップ企業アルキオン・バイオファーマ(Alkion Biopharma)を買収する契約に調印したと発表した。持続可能な方式で生産される化粧品原料の分野で

ティッセンクルップ―ブラジル粗鋼合弁を完全傘下に―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は4日、ブラジルの粗鋼合弁CSAの株式26.87%を現地鉱山大手のヴァーレから取得し100%子会社化することで合意したと発表した。CSAは発足当初から経営状態が悪く、出資2

メトロ・グループ―2社に分離へ―

流通大手の独メトロ・グループ(デュッセルドルフ)は3月30日、同社を独立した上場企業2社に分割する計画を発表した。現在のグループ編成で事業を継続してもシナジー効果が小さいため、分離により経営効率の向上を目指す。速やかで柔

レアル―ネット通販事業者を買収―

流通大手メトロのハイパーマーケット子会社レアル(デュッセルドルフ)は3月31日、電子商店街の運営事業者ヒットマイスターを買収すると発表した。インターネット販売分野の技術、ノウハウを取得。数年前から取り組みマルチチャンネル

英金融情報会社マークイット、米IHSと合併

英金融情報会社マークイットは3月21日、米大手市場調査会社のIHSと合併で合意したと発表した。これによって時価総額が130億ドルに上る巨大情報会社「IHSマークイット」が誕生する。 新会社IHSマークイットの持ち株比率は

モンサント―バイエルの農業向け事業に関心―

農業化学大手の米モンサントが独バイエルの種子・農薬部門バイエル・クロップ・サイエンスの買収などに向けて動いているもようだ。ロイター通信が消息筋の情報として18日報じたもので、すでにバイエル側と接触。4月に次回会合を予定し

ドイツ取引所―ロンドン証取と合併合意―

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は16日、ロンドン証券取引所(LSE)と合併合意したと発表した。両社の株主と当局の承認を経て合併が実現すると、売上高で世界最大の取引所グループが誕生する。 両社は2月、メディ

フリーネット

自前の回線を持たない仮想移動体通信事業者(MVNO)である独フリーネットは17日、スイスの民間電気通信サービス最大手サンライズ・コミュニケーションズの普通株23.83%を投資会社CVCキャピタル・パートナーズから7億1,

エボテック

独バイオ企業エボテックは22日、自己免疫疾患治療薬事業を新設会社トパス・セラピューティクスに移管すると発表した。第一段階としてエピダレックス・キャピタルなど投資会社3社とともに計1,400万ユーロを拠出。まずはナノ粒子を

バング&オルフセン―中国企業が買収へ―

高級テレビ・音響機器の製造を手がけるデンマーク企業バング&オルフセン(ストルーア)を中国企業、耀莱集団(スパークルロール・グループ)が買収する方向だ。耀莱が22日、明らかにしたもので、取引価格などいくつかの点を

BASF―アバンティウムと合弁、包装材向け新素材で―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は15日、再生可能化学の有力企業である蘭アバンティウムと合弁会社設立の基本合意を締結したと発表した。100%植物由来の化学品であるフランジカルボン酸(FDCA)と、FDCA

ランクセス―合成ゴム合弁の本社はマーストリヒトに―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は17日、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコと折半出資で設立する合成ゴムの合弁会社、アルランクセオの本社を蘭マーストリヒトに決定したと発表した。独禁当局の審査を経て4月1日付で立ち

独英の取引所、合併で合意

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は16日、英ロンドン証券取引所(LSE)と合併で合意したと発表した。両社の株主と当局の承認を経て合併が実現すると、売上高で世界最大の取引所グループが誕生する。 両社は2月、合

シスコ―独に5億ドル投資、IoTなどの進展にらみ―

コンピューターネットワーク機器大手の米シスコは8日、今後3年間でドイツに計5億ドルを投資すると発表した。「モノのインターネット(IoT)」などデジタル化の進展をにらんだ措置で、技術革新、セキュリティ、職業研修の3分野に照

DMG Mori―売上・利益記録更新―

DMG森精機(以下:森精機)の独子会社DMG Mori(旧ギルデマイスター)は10日、2015年12月期の売上高と利益が前年に引き続き過去最高を更新したと発表した。数年前に開始した森精機との関係強化が奏功。売上高は前期比

エーオン―純損失が2期連続で過去最大に―

エネルギー大手の独エーオン(デュッセルドルフ)が9日発表した2015年12月期決算の純損失は前期の31億6,000万ユーロから121%増の69億9,000万ユーロへと大きく拡大し、前期に引き続き過去最大を更新した。再生可

ドイツ取引所―米子会社ISEをナスダックに売却―

ドイツ取引所(フランクフルト)は9日、株式オプション市場を運営する米子会社インターナショナル・セキュリティーズ取引所(ISE)を米同業ナスダックに売却することで合意したと発表した。成長戦略に基づく措置で、ISEの親会社U

WMF

高級キッチンウエアで有名な独WMFを中国の家電大手、海爾集団(ハイアール)が買収するとの観測が浮上している。金融筋の情報として『ハンデルスブラット』紙が報じたもので、WMFの親会社である投資会社KKRが開始した競売入札で

機関投資家300社がVWに損賠請求、総額33億ユーロ

ドイツ内外の機関投資家278社は14日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)を相手取って損害賠償訴訟を起こした。ディーゼル車排ガス不正問題でVWが適時開示義務に違反したため損害を受けたとして総額32億5,500万ユーロの

放送大手プロジーベンザット1がDAX昇格

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は3日、採用基準が厳しい「プライム・スタンダード」の銘柄入れ替えを発表した。最大手企業30社を対象とする株価指数DAXには放送大手プロジーベンザット1メディアが昇格。カリ大手

ゲンティン―独造船会社買収、クルーズ船建造へ―

マレーシアの複合企業ゲンティンは2日、独造船会社ノルディック・ヤーズをロシアの投資家ヴィタリ・ユスホフ氏から完全買収すると発表した。昨年末に買収した独ロイド造船所にノルディック・ヤーズを加えて新たにロイド造船所グループを

ダイムラー―米テスラとの事業提携解消―

高級車大手の独ダイムラーが米電気自動車(EV)製造のテスラとの事業提携を解消する。テスラからはすでに資本も引き上げており、両社の協力関係は全面的に打ち切られることになる。ダイムラーで乗用車のEV開発を統括するハラルド・ク

オーストリアポスト―独物流子会社を売却―

オーストリアポストは7日、経営不振の独物流子会社トランス・オー・フレックスを独アンベルガー・ファミリエンとシェラー・ホールディングに売却すると発表した。取引金額は非公開。同売却により2015年12月期の利益が圧迫される。

独英取引所の合併に米競合が横やり

世界第2位の取引所である米インターコンチネンタル取引所(ICE)グループは1日、ロンドン証券取引所(LSE)の買収を検討していると発表した。LSEはドイツ取引所と合併協議を進めており、ICEは横やりを入れた格好。LSEを

ライン・マイン・ネッカー地区でフィンテック急増

ITを活用した新しい金融サービス事業者であるフィンテックが情報通信産業のクラスターである独西南部のライン・マイン・ネッカー地区で急速に増えている。コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の調査によると、同地

独英取引所の合併、米ICEが横やり

世界第2位の取引所である米インターコンチネンタル取引所(ICE)グループは1日、ロンドン証券取引所(LSE)の買収を検討していると発表した。LSEはドイツ取引所と合併協議を進めており、ICEは横やりを入れた格好。LSEを

メキシコ大富豪スリム氏、スペイン建設大手買収へ

メキシコの大富豪カルロス・スリム氏が、出資するスペイン建設大手FCCの買収に乗り出した。残る全株式の取得を目指し、投資持ち株会社インベルソラ・カルソを通じて株式公開買い付け(TOB)を実施する。 インベルソラ・カルソは先

独取引所とLSEの合併に懸念

ドイツ取引所は2月下旬、地元フランクフルトの金融競争力にかかわる2つの計画を相次いで発表した。1つは競合ロンドン証券取引所(LSE)との合併、もう1つはフィンテックを支援するための拠点開設だ。後者は同市の発展に確実に寄与

マンツ―上海電気が資本参加、最低29.9%―

特殊機械製造の独マンツ(ロイトリンゲン)は2月28日、中国の電機大手、上海電気が同社に資本参加する計画を明らかにした。マンツは経営が悪化しており、上海電気の支援を受けて再建していく考えだ。蓄電、太陽電池、オートメーション

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