貿易

輸出成長率6カ月来の高水準に、11月は8.2%

ドイツ連邦統計局が9日発表した2017年11月の輸出高(暫定値)は前年同月比8.2%増の1,165億ユーロとなり、6カ月来の高い伸びを記録した。ユーロ圏向けが9.1%増えて全体をけん引。欧州連合(EU)域外とEUのユーロ […]

チェコの自動車・バイク生産数、1-11月は131万台に

チェコ自動車工業会(SAP)が先ごろ発表した同国の2017年1-11月の自動車・オートバイ生産台数は131万4,438台となり、前年同期から4.5%拡大した。主力の乗用車は4.5%増の130万7,547台で、そのうち12

トルコ自動車産業の17年輸出額、19%増の285.3億ドルに

トルコ自動車産業輸出協会(OIB)が7日発表した同国の2017年の自動車・部品輸出額は285億3,400万米ドルとなり、前年から19.5%増加した。同国の輸出総額に占める割合は18%。12月単月では前年同月比6%増の24

英離脱後の移行期間、20年12月末が期限に=欧州委

欧州委員会は12月20日、EUと英国の離脱交渉で新たな焦点となる「移行期間」をめぐる協議の指針を示すEU指令案を発表し、同期間の期限を2020年12月末とする方針を打ち出した。英国側が要望する期間と比べて3カ月短い設定と

EUがダンピング認定の新ルール導入、中国念頭に

EUは12月20日、域外からの輸入品が不当廉売(ダンピング)と認定する際の判断基準を定めた新ルールを導入した。鉄鋼などの過剰生産が問題視されている中国を念頭に、「国家の介入」によって国内価格を大幅に下回る価格でEU市場に

EU・英の離脱交渉が第2段階に、首脳会議が承認

欧州連合(EU)は12月15日にブリュッセルで開いた首脳会議で、英国と進めている離脱交渉について、通商を中心とする将来の関係に関する第2段階の交渉に入ることを承認した。第1段階の交渉に「十分な進展」があったと判断したため

企業のデジタル化評価は肯定的、売上増44%に 雇用は縮小

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は19日、デジタル化に関する企業アンケート調査の結果を発表した。デジタル化の進展で「売上が増加する」などの肯定評価が多かった一方で、支出増など負担の拡大やセキュリティリスク、標準の欠如と

ユーラシア経済連合、統合の深化進まず

ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスタン及びアルメニアが加盟するユーラシア経済連合(EEU)の経済統合の深化に向けた動きが停滞している。統合の前提となる共通関税コードがすべての国で未だ批准されていない他、カザフスタ

EU・英の離脱交渉が第2段階に、首脳会議が承認

EUは15日にブリュッセルで開いた首脳会議で、英国と進めている離脱交渉について、通商を中心とする将来の関係に関する第2段階の交渉に入ることを承認した。第1段階の交渉に「十分な進展」があったと判断したためで、交渉開始から6

ユーロ圏貿易収支、10月は189億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが15日発表した10月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は189億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の192億ユーロをわずかながら下回った。輸出が前年同月比8.8%増の

英のEU離脱条件で大筋合意、首脳会議で通商協議入り決定へ

欧州委員会のユンケル委員長と英国のメイ首相は8日、ブリュッセルで会談し、英国のEU離脱の条件で大筋合意したと発表した。これを受け、今月14、15両日に開くEU首脳会議で、英国を除くEU27カ国で離脱交渉の第2段階となる通

日欧EPAが妥結、投資紛争解決制度は協定から分離

日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)締結交渉が8日に妥結した。双方の立場に隔たりが残っていた投資をめぐる企業と国家間の紛争処理に関する項目を協定から切り離し、関税分野を先行して発効させることで合意に達した。議会

大型輸送車両大手ベルアズ、米社からLNGエンジン購入

ベラルーシの大型輸送車両大手ベルアズ(BelAZ)は4日、米ディーゼル・ガスエンジン大手のカミンズから今後2年間で一層多くのLNG(液化天然ガス)エンジンを購入する方針であることを明らかにした。同社のパルクホムチェイク最

アナドルいすゞ、イスラエルから大型受注

いすゞ自動車とトルコのアナドル財閥などの合弁会社であるアナドルいすゞ(AICS)はこのほど、イスラエル政府と1,860万ユーロのバス供給契約を結んだ。現地の提携販売店ユニバーサル・トラックス・イスラエルを通じて受注したも

10月輸出6.8%増加、1~10月は初の1兆ユーロ台に

ドイツ連邦統計局が8日発表した10月の輸出高(暫定値)は前年同月比6.8%増の1,080億ユーロとなり、6カ月連続で拡大した。欧州連合(EU)のユーロ非加盟国とユーロ圏向けがそれぞれ9.1%、8.6%増加。EU域外向けは

機械業界好調、売上は初の2200億ユーロ台に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は12日の年次記者会見で、独業界の今年の生産高が物価調整後の実質で前年を3.0%上回り、6年来の高い伸びになるとの見通しを明らかにした。これまで低迷していた世界需要が大きく伸びていることが背

ロシア天然ガス2位のノヴァテク、北極圏でLNG生産を開始

ロシア第2位の天然ガス会社ノヴァテクは8日、北部のヤマル半島で液化天然ガス(LNG)の生産を開始し、サベッタ港から初出荷した。年産能力は550万トン。2019年までに1,650万トンへ3倍化する。北極圏でLNGターミナル

ハンガリーのバス製造イカルス、イランで大型受注

ハンガリーのバス製造大手イカルス(Ikarus)は4日、バス1,000台をイランに供給する契約を同国の産業鉱山開発公社と結んだ。年産台数の3分の1に相当する大型受注で、一部は現地生産する。 イカルスはイランをロシア、中国

英のEU離脱条件で大筋合意、首脳会議で通商協議入り決定へ

欧州委員会のユンケル委員長と英国のメイ首相は8日、ブリュッセルで会談し、英国のEU離脱の条件で大筋合意したと発表した。これを受け、今月14、15両日に開くEU首脳会議で、英国を除くEU27カ国で離脱交渉の第2段階となる通

日欧EPAが妥結、投資紛争解決制度は協定から分離

日本とEUの経済連携協定(EPA)締結交渉が8日に妥結した。双方の立場に隔たりが残っていた投資をめぐる企業と国家間の紛争処理に関する項目を協定から切り離し、関税分野を先行して発効させることで合意に達した。議会の承認手続き

7-9月のGDP、外需好転で0.8%増に

ドイツ連邦統計局は23日、2017年7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、前期比の実質成長率(物価・季節要因・営業日数調整値)は0.8%で、速報値と変わらず、伸び率は前期(同0

輸入物価の上げ幅縮小、10月は2.6%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した10月の輸入物価指数は前年同月比2.6%増となり、上げ幅は前月の同3.0%から0.4ポイント縮小した。上昇率の低下は3カ月ぶり。同物価の13%強を占めるエネルギーの上げ幅が15.9%から1

独機械輸出好調、1-9月7.4%増に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が23日発表したドイツの1-9月期の機械輸出高は前年同期比7.4%増の1,244億ユーロと大きく伸びた。生産近代化・デジタル化の動きが世界的に広がっていることが追い風となっている。VDMAの

欧州議会が反ダンピング規制改正案を可決

欧州議会は15日の本会議で、不公平な貿易競争から域内産業を保護することを目的とした反ダンピング(不当廉売)課税に関する規則の改正案を賛成多数で可決した。鉄鋼などの過剰生産が問題視されている中国を念頭に、不当な輸出補助など

ポーランド新車登録台数、1-10月期は15.9%増

ポーランド自動車工業会(PZPM)が先ごろ発表した2017年1-10月期の新車(乗用車及び小型商用車)登録台数は44万5,473台となり、前年同期から15.9%増加した。乗用車は18.1%増の39万5,968台と大きく拡

トルコ自動車生産台数、1-10月は17%増

トルコ自動車工業会(OSD)が12日発表した2017年1-10月期の自動車生産台数は前年同期比17%増の138万台だった。乗用車が27%増の94万1,404台と大きく伸びた。10月単月の自動車生産台数は前年同月比7%増の

ロスネフチ、中国華信能源に石油供給

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは20日、中国の民営石油大手、中国華信能源(CEFCチャイナエナジー)と石油取引で合意した。提携強化の一環で、来年初めから2022年にかけて合計6,080万トンを供給する。価格は明らかにさ

中東・中央アジア5カ国、幹線整備で協定締結

アフガニスタンとトルコを結ぶ道路・鉄道幹線「ラピスラズリ幹線(Lapis Lazuli corridor)」の整備に向けて、両国およびアゼルバイジャン、ジョージア、トルクメニスタンの5カ国が15日、協定を締結した。関税手

欧州議会が反ダンピング規制改正案を可決

欧州議会は15日の本会議で、不公平な貿易競争から域内産業を保護することを目的とした反ダンピング(不当廉売)課税に関する規則の改正案を賛成多数で可決した。鉄鋼などの過剰生産が問題視されている中国を念頭に、不当な輸出補助など

清算金など12月初めまでに進展を、EU大統領が英首相に要求

EUのトゥスク大統領とメイ英首相は17日、英国のEU離脱に向けた交渉をめぐり、スウェーデンのイエーテボリで開いたEU非公式首脳会議に合わせて会談した。トゥスク氏は首脳会議後の記者会見で、12月中旬のEU首脳会議で離脱交渉

ユーロ圏貿易収支、9月は264億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが15日発表した9月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は264億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の243億ユーロから増加した。輸出が前年同月比5.6%増の1,871億

独経済加速、7-9月期GDP外需主導で0.8%拡大

ドイツ連邦統計局が14日発表した第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP、速報値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.8%増となり、上げ幅は前期の同0.6%から0.2ポイント拡大した。輸出が好調で外需が全

9月輸出4.6%増に、1~9月の経常黒字は縮小

ドイツ連邦統計局が9日発表した9月の輸出高(暫定値)は前年同月比4.6%増の1,104億ユーロとなり、5カ月連続で拡大した。欧州連合(EU)域外向けが6.5%伸びて全体をけん引。ユーロ圏向けも4.2%増えた。EUのユーロ

ベラルーシのタイヤ大手ベルシナ、輸出志向を強める

ベラルーシのタイヤ製造大手ベルシナ(Belsina)が、クウェート、オマーン、カメルーンでのタイヤ供給を開始した。現地通信社『ベルタ』が8日に報じたもので、新市場を開拓する戦略の一環となる。ヤコブレフ代表取締役は「当初の

ツァランド、ポーランドに新物流センター

ファッション通販欧州最大手の独ツァランドが、ポーランド中部ウッチ近くのグウフフに国内2カ所目の物流拠点を建設する。11月中に着工し、2018年末には運用テストを開始する予定。 新拠点の総床面積は13万平方メートルで、1,

EUと英の離脱交渉が依然難航、第6回会合も不調に

英国のEU離脱に関する同国とEUの交渉が依然として難航している。英国が支払う「清算金」をめぐる溝が埋まらないためで、9~10日に行われた第6回交渉会合は進展がないまま終了。EUのバルニエ首席交渉官は、通商など将来の関係に

EUと英の離脱交渉、次回は11月9~10日に

欧州連合(EU)と英政府は10月31日、次回の離脱交渉を11月9、10日に行うと発表した。通商を中心とする将来の関係に関する協議の早期開始に向けて、英国が拠出を約束したEU予算の分担金など「清算金」の支払いをめぐる問題で

EUと英の離脱交渉、次回は11月9~10日に

EUと英政府は10月31日、次回の離脱交渉を11月9、10日に行うと発表した。通商を中心とする将来の関係に関する協議の早期開始に向けて、英国が拠出を約束したEU予算の分担金など「清算金」の支払いをめぐる問題で合意できるか

アルメニアで経済特区設立

アルメニアで建設が進むメグリ経済特区の整備が11月に完了する見通しだ。同国のスレン・カラヤン経済開発・投資相が明らかにしたもので、現在は「最終局面」にあるという。将来的には並行して建設中のシュニク経済特区と統合される。

輸入物価の上げ幅、2カ月連続で拡大

ドイツ連邦統計局が10月27日発表した9月の輸入物価指数は前年同月比3.0%増となり、上げ幅は2カ月連続で拡大した。同物価の35%を占める中間財が4.6%上昇したことが最大の押し上げ要因。同13%強を占めるエネルギーもプ

電機輸出が過去最高に、8月159億ユーロ

独電気電子工業会(ZVEI)が10月24日発表した電機製品の8月の輸出高は前年同月比10.1%増の159億ユーロとなり、同月の最高を記録した。新興国向けが13.9%増の59億ユーロと特に好調だった。先進国向けも7.9%増

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