通信

インフィニオン―ドレスデンに開発センター新設―

半導体大手のインフィニオン(ミュンヘン)は11日、ドイツ東部のドレスデンに新しい開発センターを設置すると発表した。車載エレクトロニクスと人工知能(AI)を中心に研究開発を行う。同市にはすでに開発と生産拠点を持っており、新 […]

エーオン―光通信網の敷設事業強化へ―

独エネルギー大手エーオン(エッセン)のヨハネス・タイセン社長は9日の株主総会で、光ファイバー通信網の敷設事業の強化策を検討していることを明らかにした。ドイツではモノのインターネット(IoT)時代の到来を受けてこれまで後手

ロケット・インターネット―アリババに子会社売却―

独投資会社ロケット・インターネット(ベルリン)は8日、南アジアで電子商取引を展開する子会社ダラズ(Daraz)の全株式を中国の電子商取引大手アリババに売却したと発表した。ダラズの企業価値が高まったことから放出した。ロケッ

ツァランド

ネット通販大手の独ツァランドは8日、女性用化粧品の取り扱いを開始したことを明らかにした。ルビン・リッター取締役(財務担当)は、化粧品は衣料品などと比べてネット上であまり販売されていないと指摘。市場開拓の余地が大きいとの見

4人に3人がオンラインバンキング、スマホでの利用増加

ドイツの消費者の76%がオンラインバンキングを利用していることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。2年前は70%、4年前は68%にとどまっており、利用率は増加傾向にある。今回の調査では「今後の

キッチンの平均購入価格、昨年は200ユーロ上昇

ドイツでキッチン設備の購入価格が上昇している。低金利や雇用の安定のほか、キッチンがステイタスシンボルとなっていることが背景にあり、昨年の平均購入価格は前年を200ユーロ上回る6,900ユーロへと達した。業界団体AMKが1

高速通信の普及支持も追加料金は「ノー」

ギガビット級の高速通信が利用できるようになっても、それに見合った料金の引き上げを受け入ない消費者が多いことが、情報通信業界連盟(Bitkom)の世帯アンケート調査で分かった。Bitkomのアッヒム・ベルク会長は、通信速度

家屋侵入警報サービスを保険会社が検討

空き巣などによる家屋侵入のリスクをスマートフォンで知らせるサービスを、貯蓄銀行系の保険会社SVシュパールカッセンフェアジッヒャルングが将来的に導入する考えだ。導入に向けてすでに各州の警察当局と協議を進めている。クラウス・

ドイツ銀行―航空券決済システムでカード業界に宣戦―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)は7日、航空チケットの新しい決済システムを開発することで、世界の航空会社の業界団体である国際航空運送協会(IATA)と合意したと発表した。クレジットカードやデビットカードを利用した

音声アシスト、個人情報の保護が普及のカギ

ドイツの消費者の77%が人工知能(AI)を利用した音声アシストは個人情報の保護が不十分と考えていることが、ハンブルクの経済イニシアチブ、ネクストメディアの依頼で世論調査機関スタティスタが行ったアンケート調査で分かった。A

ドイツテレコム―米子会社が合併、2大大手追撃へ―

電気通信大手のドイツテレコムとソフトバンク(ボン)は4月29日、それぞれの米子会社TモバイルUSとスプリントを合併することで合意したと発表した。合併により米移動通信市場の2大大手であるベライゾン、AT&Tに匹敵

BASF―バイエルの種子・農薬事業を追加取得―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は4月26日、競合バイエルから種子・農薬関係の事業と資産を取得することで合意したと発表した。BASFは昨年10月にもバイエルの農業化学事業の部分買収を取り決めており、買収対

クラーク―投資家から2900万ドル調達―

IT技術を利用した保険サービスのスタートアップ企業(インシュアテック)である独クラークは4月25日、シリーズBラウンドの資金調達で2,900万ドルを獲得したと発表した。事業規模の拡大に向けたシリーズBの資金調達で欧州のイ

5月の主な法令改正

・欧州連合(EU)一般データ保護規則(GDPR)が5月25日付で施行。IT技術やグローバル化の進展を受けて個人データの保護強化。個人の識別につながる消費者、従業員、企業担当者などの情報が対象に

AI分野で研究機関や大学の連携強化へ

ドイツのメルケル首相は22日、ハノーバー産業技術見本市の開幕式で講演し、人工知能(AI)分野で国内の研究機関や大学の連携を強化する意向を表明した。AI分野で中国が2030年までに世界を主導する国になることを目指しているこ

アリババ―ダイムラーなどに音声アシスト供給へ―

中国IT大手のアリババは23日、欧州高級車大手のダイムラー、アウディ、ボルボ向けに音声アシストシステムを供給すると発表した。事業をネット通販から他の分野に拡大する戦略に基づく措置で、アリババのAIラボが開発したシステム「

中国通信機器メーカーを独情報機関が警戒

ドイツの情報機関が中国の通信機器・設備大手である中興通訊(ZTE)と華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)を警戒していることが、『フランクフルター・アルゲマイネ』紙の報道で分かった。米国と英国の当局はすでに、自国の通信

広告ブロックソフトは合法=独最高裁

ソフト開発のEyeoが広告ブロックソフト「アドブロック・プラス(ABP)」を提供しているのは違法だとして出版大手のアクセル・シュプリンガーが提供差し止めを求めている裁判で、通常裁判の最高裁である連邦司法裁判所(BGH)は

日野自動車―VW商用車部門と戦略協業―

日野自動車と独フォルクスワーゲン(VW)の商用車部門(フォルクスワーゲン・トラック・アンド・バス)は12日、戦略的協力関係の構築に向けた合意書に調印したと発表した。世界市場でのプレゼンスを強化するほか、業界が抱える課題に

ダイムラー―筆頭株主の吉利会長が連携の積極活用を要求―

独高級車大手ダイムラー(シュツットガルト)の筆頭株主である浙江吉利控股集団の李書福会長は『フランクフルター・アルゲマイネ』紙への寄稿文で、他社との連携を積極的に推し進めることをダイムラーに要求した。車両の電動・IoT化に

BMW―自動運転開発拠点を開設―

自動車大手の独BMWは11日、本社所在地ミュンヘンの北方およそ20キロのウンターシュライスハイムに建設した自動運転開発拠点で開所式を行った。同社は自動運転車の量産を2021年までに開始することを目指しており、同センターの

バイエル―デジタル農業事業をBASFに譲渡―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は11日、デジタル農業事業を独競合BASFに譲渡することを明らかにした。米農業化学大手モンサントを買収するために当局から要求されたためで、一部の種子処理剤事業についても他社に売

アリアンツ―インドネシアの配車アプリ会社に出資―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は11日、インドネシアの配車アプリ大手ゴジェック(Go-Jek)に資本参加すると発表した。新興市場でのプレゼンスとデジタル事業を強化する狙い。デジタル投資部門アリアンツXを通して3,5

SAP

統合基幹業務システム(ERP)大手の独SAPは10日、ユーザー数に基づいて決まるライセンス料金の計算モデルを同日付で変更すると発表した。機械がネットワークでつながる時代に突入したことを受けて、機械がソフトを利用した場合の

遠隔医療プロジェクト始動

遠隔医療のパイロットプロジェクトが16日、西南ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州で始まった。公的健康保険の加入者を対象としたドイツ初の遠隔医療サービス。国内に前例がないものの、試行錯誤を通してドイツの実情に見合ったサー

シーメンス―ノルウェーの鉄道網をデジタル化―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6日、ノルウェーの国営鉄道インフラ運営会社Bane NORから同国鉄道インフラのデジタル化を受注したと発表した。受注高はメンテナンスも含めて約8億ユーロで、シーメンスが鉄道インフラ分

移動サービス統合でダイムラーとBMWが合意

独高級車大手のダイムラーとBMWは3月28日、両社の移動サービス事業を統合することで合意したと発表した。大きな成長が見込まれる同分野で手を組んで総合的なサービスを一手に提供することで、米ウーバーなどIT系の競合に対抗して

ポルシェ―イスラエルの新興企業に出資―

独フォルクスワーゲンの高級車子会社ポルシェ(シュツットガルト)は4日、イスラエルの新興企業アナゴグ(Anagog)に過半数未満の出資を行ったと発表した。人工知能(AI)を利用した移動サービス事業を強化する狙い。アナゴグに

オスラム―車載知的照明合弁でコンチネンタルと最終合意―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は6日、自動車向けの知的照明ソリューションの合弁会社を自動車部品大手のコンチネンタルと設立することで最終合意したと発表した。両社の強みを組み合わせることで最先端の照明システムを一手に提供

シーメンス―産業IoT用異常検知システム開発―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は10日、ネットワークでつながった産業機器をサイバー攻撃から守る異常検知ソリューション「インダストリアル・アノーマリ・ディテクション」を今月下旬に開催されるハノーバー国際産業技術見本市

シーメンス―RTLSの有力企業を買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は5日、リアルタイム位置情報検知システム(RTLS)の有力企業である独アギリオン(Agilion)を買収したと発表した。産業向けIoTの分野でポートフォリオを拡充する狙い。シーメンスは

コンチネンタル―商用車タイヤをIoT化、監視サービス開始―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は22日、商用車用タイヤ監視システムを同日付で市場投入すると発表した。センサーでタイヤを監視し、データを英ボーダフォンの通信網経由でリアルタイム送信。タイヤの状態を常時チェッ

ダイムラー―中国合弁がEV新モデル発表―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は26日、中国同業の比亜迪汽車(BYD)と共同で設立した現地合弁会社BYDダイムラー・ニュー・テクノロジー(BDNT)が電気自動車(EV)「騰勢(DENZA)」の新モデル「DE

シーメンス―アトスとの戦略協業を強化―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は26日、仏ITサービス大手アトスとの戦略協業を強化すると発表した。データ解析、人工知能、IoTサービス、サイバーセキュリティなどの分野で協力関係を緊密化し、顧客企業のデジタル化対応を

ボーダフォン―5G向け電算センターをベルリンに開設―

英電気通信大手ボーダフォンの独法人は21日、次世代移動通信規格5G用の電算センター「スーパーコア・センター」をベルリンに開設した。同センターをドイツに開設するのは初めて。今後さらにミュンヘン、フランクフルト、ドルトムント

NTTコム―フランクフルトにデータセンター新設―

NTTコミュニケーションズは22日、「ドイツ フランクフルト 4 データセンター」(FRA4)を建設し、同地のデータセンター供給能力を拡大すると発表した。需要が拡大しているためで、フランクフルトにおける供給能力をサーバー

N26―アリアンツなどから1.6億ドルを調達―

モバイルバンキングサービスを手がける独新興企業N24(ベルリン)は20日、保険大手の独アリアンツと中国のネットサービス大手テンセント・ホールディングスが同社に出資すると発表した。出資額は計1億6,000万ドルで、ドイツの

無人運転バスの試験プロジェクト、ベルリンで始動

無人運転バスの試験プロジェクトが26日、ベルリンで始まった。運転手のいないバスを市民がどう受け止めるかを調べることが主な狙い。立ち上げ式に出席したスヴェンヤ・シュルツェ連邦環境相は米配車サービス大手ウーバーの自動運転テス

一般企業におけるEU一般データ保護規則

EU一般データ保護規則に準じて2018年5月25日から個人データ保護の強化が進められます。最低9人以上の従業員が個人データ処理業務に携わっている場合、まず具体的な強化手続きのワンステップとして業務開始から1カ月以内にデー

エネルギーと食品がインフレ率押し下げ

ドイツ連邦統計局は14日、2月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.4%、前月比が0.5%で速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比0.1%増と伸び率が小さく、

ジクスト―カーシェアに再参入―

レンタカー大手の独ジクスト(プラッハ)は15日、カーシェアリング事業への再参入方針を発表した。同社はBMWとのカーシェア合弁ドライブナウからの撤退を1月末に発表したばかり。BMWはドライブナウを競合ダイムラーのカーシェア

ブラジルのデジタル化支援へ、シーメンスが当局と合意

電機大手の独シーメンスは14日、ブラジル輸出投資振興局(APEX)と覚書を交わしたと発表した。製造業のデジタル化に対応できる基盤を同国に作り出して国外から投資資金を呼び込み、経済発展と雇用の拡大につなげる考えだ。ジョー・

アウディ―中国で合弁2社を新設へ―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディ(インゴルシュタット)は7日、中国の第一汽車(FAW)と合弁会社2社を同国に設立することで基本合意したと発表した。1社は販売、もう1社はモビリティサービス分野の企業で、とも

独ビッグデータ市場、今年は10%成長見通し

独情報通信業界連盟(Bitkom)は13日、ドイツのビッグデータ市場が今年は前年比10%増の64億ユーロに拡大し、昨年に引き続き2ケタ台の伸び確保するとの予測を発表した。Bitkomのアッヒム・ベルク会長は「インテリジェ

欧州初のレジなし店舗、家電量販大手が開設

独家電販売大手セコノミー傘下のザトゥーンは8日、レジを設置しない店舗を開設した。欧州初のレジなし店舗で、顧客の受容度を調べることが狙いだ。 3カ月間限定のポップアップストア「ザトゥーン・エクスプレス」を墺インスブルックに

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