ドイツ連邦統計局が9日発表した2010年7月の製造業売上高(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を0.9%下回った。減少は2カ月連続で、景気の減速感が強まりそうだ。
\部門別でみると、自動車・自動車部品の減少幅が最も大きく、5.4%落ち込んだ。特に国外売上は7.8%の大幅減となっている。一方、電気設備は5.8%増と大きく拡大し、機械も2.2%増加した。
\7月の製造業売上は前年同月比では9.9%増加し、これまでに引き続き好調だった。国外売上が12.7%、国内も7.7%増えた。
\1~7月の累計は前年同期比で10.0%拡大。国外が14.7%、国内が5.9%増加した。
\