電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は19日、業績不振のIT部門SISを10月1日付で分社化し、100%傘下の有限会社にすると発表した。同部門が自立経営できるようにするのが狙いで、2010~12年の3年間に約5億ユーロの資金を投入。必要があれば2億ユーロを追加する。
\SISはSiemens本体への事業依存度の高さが問題とされており、売り上げは過去2年間で25%以上減少した。2010年9月通期の売上高も前年の47億ユーロから41億ユーロへと縮小する見通し。
\SISは分社化によりグループ外部の企業との取引を拡大。2012年からは市場と同程度の売上成長を、2013年以降は業界の平均的な利益率をそれぞれ確保する計画だ。Siemensの中核3部門(産業、エネルギー、医療機器)とは今後も密接な関係を維持する。
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