人工遺伝子メーカーの独BioSpring（フランクフルト）が日本市場に熱い視線を送っている。市場開拓の大きな可能性を秘めているためで、最近は東京と大阪でプレゼンテーションを行った。同社のジルヴィア・ヴォイツェフスキー、ヒュゼイン・アイギュン両社長への取材をもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が20日付の地方版で報じた。
\同社は製薬事業の携わるバイオ企業や医薬品メーカー向けに人工遺伝子を製造。顧客の企業や研究機関は世界に約1,000あり、製品の半数を国外に出荷している。アジアには日本のほか、インド、シンガポール、中国に顧客を持つ。日本では顧客企業との関係が密度を増してきたこともあり、市場開拓に力を入れ始めた。
\従業員数は26人。売上高は公表していないが、他の多くのバイオ企業と異なり利益を稼いでいるという。
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