自動車部品大手の独Continental(ハノーバー)はタイヤ工場の新設に5億ユーロ以上を投資する意向だ。昨年8月に就任したエルマール・デーゲンハルト社長が24日付『フランクフルター・アルゲマイネ(日曜版、FAS)』紙掲載のインタビューで明らかにした。
\同社長はタイヤ部門の過去5年間の投資額は少なすぎたと発言。以前の経営陣が同部門を売却しようとしてことは誤りだったとの認識を示唆した。今後はブラジルと中国のタイヤ生産能力を倍増させるほか、インドでは提携、ロシアでは自社工場の建設を模索する。
\親会社であるベアリング大手Schaefflerとの合併については早ければ2011年末にも実現するとの見方を示した。
\デーゲンハルト氏はContinentalの社長となる前はSchaefflerの自動車向けベアリング部門を統括してきた。Continentalの経営陣がSchaefflerに反旗を翻したことを受け、ひと悶着の末に現職に任命された。
\