ドイツ連邦統計局が21日発表した国内肥料販売統計によると、2009年7月~2010年6月の酸化カリウム(K2O)販売量は前年同期比102.5%増の36万トンと大幅に拡大した。比較対象の08年7月~09年6月はK2Oの販売量がドイツ統一後最低を記録しており、その反動が出た格好。同様に五酸化リン(P2O5)も34.9%増の24万トンに急拡大した。窒素(N)は1.2%増の157万トン、酸化カリウム(CaO)は7.2%減の207万トン。
\農地1ヘクタール当たりの施肥量は窒素が1キログラム(kg)増の93kg、P2O5が4kg増の14kg、K2Oが倍増の22kg、CaOが8kg減の118kgだった。
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