経営難の太陽電池メーカー独Conergy（ハンブルク）は11日、監査法人PricewaterhouseCoopers（PwC）から「負債額が多く、債務整理が必要だ」との鑑定を受けたことを明らかにした。資本増強が必要と判断された格好で、同社は銀行の融資契約を12月21日付で打ち切られる可能性が浮上。債権銀行団と再び債務交渉を行うことになった。
\同社は7月29日、同月末で切れる融資契約を原則的に2011年12月末日まで延長することで債権銀行団と合意した。債権行はその際、監査法人による財務鑑定で資本増強が必要との結論が出た場合は融資契約を今年12月21日付で打ち切れることを取り決めていた。
\Conergyは今後、債務削減計画を作成する。債権銀行は債権の株式化ないし部分放棄の形で協力するもよう。
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