ドイツ政府はイエメン発の航空機に適用していた国内空港への着陸および領空通過禁止措置を12日午後に部分解除し、民間機の乗り入れを解禁した。週刊誌『シュピーゲル』が報じ、内務省が追認した。貨物便については禁止措置を継続している。
\ドイツ政府は10月末に英空港で発見されたイエメン発の爆発物が独ケルン・ボン空港を経由していたことを受け、イエメン発の航空便の着陸と領空通過を1日から全面禁止していた。内務省は事件発生後、イエメンに警察官を派遣してサヌア空港の治安状況を調査。今回の措置に踏み切った。
\内務省はまた、イエメン~ドイツ便を対象にテロが起きる可能性があることを1月以降、独ルフトハンザ航空から指摘されていたとする『フォーカス』紙の報道も追認した。
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