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2010/11/24

総合 - ドイツ経済ニュース

第3四半期GDP、個人消費が最大の成長要因に

この記事の要約

ドイツ連邦統計局は23日、2010年第3四半期国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、前期比の実質成長率0.7%の寄与度は内需が0.4ポイント、外需が0.3ポイントでともに成長に貢献。特に個人消費の寄与度 […]

ドイツ連邦統計局は23日、2010年第3四半期国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、前期比の実質成長率0.7%の寄与度は内需が0.4ポイント、外需が0.3ポイントでともに成長に貢献。特に個人消費の寄与度が大きかった。

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個人消費はGDPの3分の2を占める最も重要な要素。このため増加幅が0.4%にとどまったものの、寄与度は0.3ポイントと最も大きくなった。

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前期比の成長率が最も大きかったのは設備投資で3.8%拡大、GDP成長率への寄与度も0.2ポイントに上った。一方、建設投資は前の期の第2四半期に6.9%増と大幅に伸びた反動で0.4%減少し、寄与度は前期の0.7ポイントから0.0ポイントへと低下した。政府最終消費支出は1.1%増で、寄与度は0.2ポイント。在庫調整は寄与度がマイナス0.3ポイントとなり、3四半期ぶりに足かせ要因となった。

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輸出は増加幅が前期の7.9%から2.3%へと大きく落ち込んだものの、輸入も同7.8%から1.9%へと急低下したため、輸出と輸入の差である外需の寄与度は0.3ポイントとプラスの領域にとどまった。

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