ドイツ連邦雇用庁(BA)が11月30日発表した同月の失業者数は前月から1万4,000人減の293万1,000人となり、2カ月連続で300万人を下回った。これまでに引き続き景気回復が追い風となっており、雇用情勢は今後も改善が続くと見込まれる。失業率は横ばいの7%。前年同月比では失業者数が28万4,000人減り、失業率も0.6ポイント低下した。
\一方、連邦統計局が同日発表した10月の就業者数は前年同月比1.0%増の4,089万9,000人となり、08年10月に記録した過去最高(4,077万人)を更新した。11月の求人指数BA-Xも前月から4ポイント増の149に達し、経済危機前の水準を8ポイント上回った。
\