寒波で景気減速の恐れ

11月末に始まった寒波と大雪の影響でドイツ経済が減速する懸念が浮上してきた。ドイツ商工会議所連合会(DIHK)の主任エコノミストは3日ロイター通信に対し、「例年よりも早い冬の到来は2010年最終四半期の成長を鈍らせる可能性がある」と指摘した。すでに建設作業はこの1週間、全国各地で凍結。また、物流の遅れや出張見合わせなどの形でも影響が出ているという。今年第1四半期は寒波と大雪が長期化した結果、経済成長が0.5%押し下げられており、同様の事態に発展する恐れがあるようだ。

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