連邦統計局が9日発表した2010年10月のドイツ製造業売上高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比4.1%増(暫定値)となり、9月の同1.4%減(修正値)から大幅に改善。1997年12月以来の高い伸びを記録した。国外が4.2%増、国内が4.0%増とともに好調だった。
\主要部門では食料品・飼料(1.3%減)と化学(0.5%減)が落ち込んだ以外はすべて増加した。伸び率が最も高いのは自動車・自動車部品で8.6%。電気設備(7.7%増)、コンピューター・電子・光学機器(6.6%増)がこれに続く。
\製造業売上の前年同月比の変動率は物価・営業日数調整後の実質で+12.4%に達した。国外が16.7%増と好調で、特にユーロ圏外は20.6%の伸びを記録した。ユーロ圏は12.0%増、国内は8.9%増だった。
\1~10月は前年同期比で実質10.0%増加。内訳は国内が6.3%増、国外が14.6%増(ユーロ圏8.9%増、ユーロ圏外19.4%増)だった。
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