ミニブログサービス「Twitter」をマーケティングに活用する大手企業が増えている。メディアコンサルティング会社Net Federationが実施した調査によると、DAX(ドイツ株価指数)銘柄の30社が取得している公式アカウント数は1年前の24件から2倍以上の55件に拡大した。ただ、実際にツイート(つぶやき)を発信するなどアクティブに運用している企業は30社中19社にとどまる。14日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。
\Twitterの活用法ではIR(インベスター・リレーションズ)、プレスリリース、企業の社会的責任(CSR)情報、求人情報などの発信がこれまで同様、主流を占める。Twitter利用に消極的な例としては、公式アカウントはあるものの発信がなく休眠状態といったケースが挙げられる。肥料メーカーのK+Sが該当する。メルク(製薬・化学)やメトロ(流通)はTwitterをまったく利用していない。
\一方、エーオン(エネルギー)やミュンヘン再保険はTwitterを子会社で導入しているものの、親会社本体は利用していない。また、バイエル(製薬・化学)は事業部門ごとのアカウントはあるものの企業全体の公式アカウントを持たない。
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