昭和シェル石油傘下の太陽電池メーカー、ソーラーフロンティアは21日、太陽光発電システムインテグレーターの独MHH Solartechnik GmbHと販売提携したと発表した。ソーラーフロンティアの次世代型CIS薄膜太陽電池の現地販売を3月からMHH Solartechnikに委託する。契約期間は複数年で、合計の供給量は100メガワット(MW)を超える見通し。ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池は環境にやさしく経済性に優れており、安価で生産効率が高いほか、カドミウムや鉛を使用していないという特長がある。
\MHH Solartechnikは、農業・建設資材・エネルギー分野の複合企業BayWaの子会社で、2009年の導入実績は約60MWに上った。従業員は90人強、2009 年度の売上高は約1 億6600 万ユーロ。チュービンゲン本社のほか、ミュンヘン、ニュルンベルク、デュースブルクに支店がある。
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