ドイツ民生通信エレクトロニクス協会(gfu)は3日、国内における3Dテレビの販売台数が昨年17万8,000台に上ったと発表した。3Dテレビの販売実績が発表されるのはドイツで初めて。国内のテレビ販売台数は970万台(見通し)であったため、シェアは1.84%となる。
\昨年6月に販売が開始された3Dテレビはこれまで40インチ(100cm)以上の大型高級モデルに限られていた。今後は小型モデルも投入される。また、3D対応のメガネやデジカメ、ビデオカメラなど関連商品の販売が増えると業界は期待している。
\一方、調査機関のPrognosは昨年12月半ば、3Dテレビの普及は2014年でも10%未満にとどまるとの予測を発表。その理由として、魅力的な3Dコンテンツがまだ少ないことやメガネなしで視聴できる技術が確立されていないことなどを挙げた。レンタルビデオチェーンVideo Busterは昨年10月、貸し出し可能な3D映画が約1,000タイトルにとどまることを明らかにしている。
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