太陽熱発電の総合企業である独Solar Millennium（エアランゲン）が世界最大の太陽熱発電所を建設する計画だ。現在、必要な資金を確保するために出資者を募っている。クリストフ・ヴォルフ社長への取材をもとに『ファイナンシャル・タイムズ（ドイツ版、FTD）』紙などが報じた。
\同社は米西部モハベ砂漠に太陽熱発電所を設置し、75万世帯分の電力需要を賄う計画。投資規模は60億ユーロに上る。
\建設プロジェクトは2段階に分かれており、Solar Millenniumは現在、第1段階の出資者をDeutsche BankとCitibankを通して応募している。投資額は28億ドル。そのうち70％を米政策金融機関Federal Financing Bankから借り受け、残り30％を投資家から集める。資金が確保できれば年内にも着工し、2013年から電力供給を開始する。
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