格安航空のスカイマークが欧州線に参入する。Airbusの超大型機「A380」を東京発のロンドン、フランクフルト、パリ線で就航。座席をビジネスクラスに一本化することで差別化を図り、先行する大手航空会社から利用者を奪い取る考えだ。西久保慎一社長が独『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に対し明らかにした。
\同社は先ごろA380を4機、正式発注した。就航はロンドン線が2015年、フランクフルト線が16年、パリ線が17年を予定している。
\フライト料金は未定だが、大久保社長は2,000~3,000ユーロを念頭に置いていることを明らかにした。フランクフルト~東京線のビジネス料金は現在、独Lufthansaで最低が約3,900ユーロ。スカイマークはフライトの快適性を保ちながら競合を大幅に下回る料金を設定して国際線市場に殴り込みをかける。
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