ドイツ連邦雇用庁(BA)が1日発表した2011年2月の失業者数は331万7,000人で、前月から3万3,000人減少した。2月は例年、失業者が最も多くなるにもかかわらず、好景気を背景に求人が拡大。失業率は前月から0.1ポイント低下し7.9%となった。同庁が作成する求人指数BA-Xは6ポイント増の166に達し、07年2月に記録した過去最高(165)を更新した。
\雇用は拡大基調が続いており、連邦統計局が同日発表した1月の就労者数は前年同月比1.2%増の4,028万人に達した。1月に4,000万人を超えるのは初めて。専門家の間では今年のピーク時の就労者数が4,100万人を超えるとの見方が強い。
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