自動車大手の独BMWと仏PSA Peugeot-Citroenは2月28日、先ごろ設立合意したハイブリッド車用部品の合弁会社について計画の詳細を明らかにした。それによると、投資規模は両社合わせて1億ユーロで、開発はBMWの本社所在地ミュンヘンで実施。生産はフランス東部のミュールーズにあるPSAの工場で行う。
\両社は折半出資の新会社BMW Peugeot Citroën Electrificationを第2四半期にも設立する。雇用規模は年末までに400人に拡大。そのうち100人はエレクトロニクス、電気自動車分野の技術者を中心に新規採用する。ミュールーズ工場での生産には250人が携わる見通し。製品は2014年から両社のモデルに搭載される。
\2社は合弁を通して規模のメリットや開発の迅速化・コスト削減を目指す。開発には部品納入メーカーの参加を求め、製品は外部のメーカーにも販売する意向だ。
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