太陽電池大手の独Q-Cells(ビターフェルト・ヴォルフェン)は2日、多結晶シリコン型ソーラー発電モジュールで変換効率17.84%を達成したと発表した。ESTI(欧州太陽光発電試験機関)が実施したテストで公式に認定された。
\156ミリ平方メートルのセル60枚で構成したテスト用の同モジュールは発電能力で268ワット(W)を記録した。ソーラーセルはウエハー厚180マイクロメートルで、背面領域(BSF)に従来と異なる新技術を採用している。
\同社は新技術により、将来的に変換効率20%超の太陽電池製造が可能になるとみている。ドイツ国内でさらに技術改良を加え、マレーシアで量産体制に入る方針だ。
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