航空大手のLufthansa（フランクフルト）は15日、ドイツ～成田空港便を当面、関西空港と中部空港行きに変更すると発表した。地震災害の影響で成田便が大幅に遅れるなど支障が出ているため。同社の広報担当者は福島原発事故も今回の決定の要因となったことを明らかにした。
\変更の対象となるのはフランクフルト～成田便とミュンヘン～成田便。期間は15～20日の6日間で、必要があればさらに延長する。変更便はすべてソウル空港に立ち寄り、給油と乗務員の交換を行う。
\成田空港を利用する乗客は現在、運休の影響などで時間通りに空港に到着できないことが多く、空のダイヤも混乱している。15日の成田発フランクフルト、ミュンヘン行きは到着時間がともに数時間、遅れた。
\一方、旅行大手は日本行きのツアーを中止。Tuiは4月4日まで、Thomas Cookも3月31日まで見合わせる。
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