自動車部品大手の独Bosch(シュツットガルト)は中国の従業員数を2015年までに現在の2万6,000人から5万人へと倍増させる計画だ。アジア・太平洋事業を強化する戦略の一環として実施する。ヴォルフガング・マルヒョウ取締役(人事担当)が地方紙『シュツットガルター・ツァイツング』に対し明らかにした。
\同社はアジア・太平洋市場の売上高を2015年までに昨年の100億ユーロ強から220億ユーロへと拡大する目標を掲げている。中国では主に同市場向けの製品を手がけているため、目標達成には同国の生産・雇用規模を引き上げる必要がある。
\ただ、中国では現在、人材不足が深刻化し熟練労働者の確保が難しいため、Boschは人材トレーニングセンターを設置した。既存の社員向けにも研修機関Bosch-Kollegを開設している。
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