独機械大手のManz Automation(ロイトリンゲン)は今年、大幅な増収を見込んでいる。スマートフォンやタブレットPC、液晶パネル、太陽電池の市場拡大を受け、これら製品の生産に必要な同社製機械の需要も伸びるとみられるためで、同社のディーター・マンツ社長は独経済紙『ハンデルスブラット』に対し、売上高が前年の1億8,100万ユーロから2億4,000万~5,000万ユーロに増加するとの見方を示した。営業利益(EBITベース)は今年、最低5%増を確保、長期的には2ケタ台の成長率を目指す。
\太陽電池製造装置の分野ではロイトリンゲンとスロバキアの生産事業を中国に部分移管し、コストを削減する。高性能機械は今後もドイツで製造し、技術流出を防ぐ意向だ。
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