ドイツ機械工業連盟(VDMA)は4日、独業界の2011年生産高成長率を従来予測の10%から14%へと引き上げた。2010年12月の業界生産成長率が大幅に上方修正されたほか、今年1月の同成長率が前年同月比23.6%増と好調だったため。VDMAのトーマス・リントナー会長は日本の震災被害やリビア情勢などのリスク要因を踏まえながらも、世界経済の先行きは明るいとの見方を示した。
\2011年2月の業界受注高は前年同月比で実質38%増加した。国内受注が40%増え、国外も37%伸びた。特殊要因による統計上のブレが少ない3カ月単位の比較をみても、2010年12月~2011年2月は前年同期比で42%拡大。内訳は国内が43%増、国外が42%増だった。
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