鉄道大手のDeutsche Bahn(DB)は5日、中国内陸部の重慶から独デュースブルクまで貨物列車を試験運行したと発表した。走行距離は1万300キロ。要した時間は16日弱で、海路の半分にとどまったという。十分な需要があれば、来年から定期運行を開始するとしている。
\同社は重慶に工場を持つ国際的な企業の委託で貨物列車を運行。列車はモンゴル、カザフスタン、ロシア、ベラルーシ、ポーランドを経由して4日夜、デュースブルクに到着した。重慶には外資の工場が多く、DBは欧州向け鉄道貨物の需要を掘り起こせるとみているようだ。
\