森精機は19日、戦略提携先の独Gildemeisterと同社、および中国の瀋陽机床(集団)有限責任公司の3社が合弁会社の設立に向け交渉している事実を明らかにした。『日本経済新聞』の報道を追認した格好。「投資額や生産台数、時期などについては、具体的に決まっておりません」としている。
\3社は家電や自動車などの部品加工に使用される小型マシニングセンターを中国で共同生産する考え。出資比率は対等とする方向で交渉を進めている。
\なお、森精機は18日のプレスリリースで、Gildemeisterへの出資比率を15日付で従来の13.6%から20.1%に引き上げたことを明らかにした。両社は2009年、それぞれの株式を5%持ち合う形で資本提携。その後はGildemeisterが出資比率を据え置く一方で、森精機は段階的に引き上げ20%を超えるに至った。
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