ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のメンバー登録するドイツ人は全人口の半数強の4,000万に上る。独情報通信業界連盟(BITKOM)の委託で市場調査機関フォルサが実施したリサーチで明らかになった。ネットユーザーの76%が登録している計算という。
\SNS登録者は昨年の3,000万人から1年で1,000万人増加。BITKOMのアヒム・ベルク副会長は、SNSはネット上の「ニッチ的存在」から短期間で「常識」へと様変わりしたと述べた。
\年齢別でみると、30歳未満の利用度が最も高く、ネットユーザーの96%が登録していた。同比率は年齢が高いほど低く、30~49歳は80%、50歳以上は50%にとどまった。また、性別では女性が80%に達し、男性(74%)を上回った。
\SNS利用者は平均で2.4つのコミュニティーに登録。利用者の11%は1日に平均で2時間以上利用する「ヘビーユーザー」に分類される。利用者の半数がプロフィールを全員に公開し、半数がプライバシー設定を行っている。
\利用の目的では友人とのコンタクトが73%と最も多い。イベントなどの招待にSNSを利用する人も50%に上った。キャリアチャンスのきっかけとしての役割も重要性を増している。
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