ドイツ連邦統計局が9月28日発表した2011年8月の輸入物価指数は前月比で0.7%減少し、2009年9月以来およそ2年ぶりの大幅低下となった。世界的な景気減速が反映された格好で、前年同月比の上げ幅も6.6%と前月の7.5%から縮小している。
\エネルギーの価格は前月比で3.0%後退した(前年同月比は+25.1%)。エネルギーを除いたコアの変動率は前月比が-0.1%、前年同月比が+3.9%。
\金属鉱石・金属では鉄鉱石が前比-1.2%となった(前年同月比+14.9%)。非鉄金属鉱石は-3.2%(同+9.6%)、粗鉄・鉄鋼・鉄合金は-0.5%(+3.3%)、非鉄金属(半製品を含む)は-0.3%(+13.4%)。アルミナは+0.2%(+13.4%)で、粗銅は-4.6%(+11.7%)だった。
\化学製品は肥料が+2.7%(+38.2%)、樹脂が+0.3%(+9.0%)。
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