ブレーメン港湾会社のBLGが自動車の鉄道輸送業務を自らの手で展開する。同業務の委託先だった鉄道大手Deutsche Bahn（DB）の子会社、DB Schenkerに対する信頼感を失ったためで、輸送用車両600両を調達。DB Schenkerに対抗していく。4日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。
\BLGはすでにDBから、独東部のブランデンブルク州にある廃駅（ファルケンベルク駅）を1,000万ユーロで取得した。敷地面積は15万平方メートルで、今後はターミナルとして活用。需要が拡大している東欧～西欧間の自動車輸送に乗り出す意向だ。保有する鉄道貨物車両数は2013年までに1,300両へと拡大する。中期的には日本製の自動車をロシア東部のウラジオストック経由で中欧に鉄道輸送することも計画している。
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