Ifo経済研究所が7月25日発表した同月のドイツ企業景況感指数(2005=100)は103.3となり、前月の105.2から1.9ポイント低下した。同指数の悪化は3カ月連続。現状判断を示す指数が113.9から111.6へと2.3ポイント低下、今後6カ月の見通しを示す指数も97.2から95.6へと1.6ポイント落ち込んだ。Ifoのハンスヴェルナー・ジン所長は「ドイツの景気に対するユーロ危機の影響が強まっている」との見方を示した。
\部門別では製造業で大きく悪化、特に現状判断指数の下落幅が大きかった。工場稼働率は低下している。
\卸売と建設業は現状判断が改善したものの、期待指数は悪化。小売業は両指数とも上昇した。
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