独風力エネルギー全国連盟(BWE)と独機械工業連盟(VDMA)のパワーシステム部会は1日、2012年1-6月期に国内で新規設置された風力発電設備の容量が1,004メガワット(MW)となり、前年同期比で26%拡大したと発表した。設置されたタービン数は414基だった。
\BWEとVDMAパワーシステム部会の委託を受けてDeutsche WindGuardが実施した業界動向調査によると、1-6月期の新規設置のうちリパワリング(老朽化した設備ないし出力の小さい設備を大型設備へと切り替えること)は26.3MW(10基)で、(リパワリングなどのために)廃止された設備は8.67MW(15基)だった。洋上風力発電は運転を開始(電力供給開始)した設備が45MW(9基)、設置されたもののまだ稼働していない設備が30MW(6基)だった。
\新規設置された設備の平均出力は2.425MW、ローター径は同87.9メートル、支柱の高さは110.1メートル。
\6月末時点の累積設置容量は、廃止設備(456.88MW/761基)を差し引いた実質で3万16MW(2万2,664基)に達した。このうち洋上風力発電は200.3MW(52基)、リパワリングは1,037.18MW(475基)だった。
\