ドイツで労働の柔軟化が進んでいる。連邦統計局によると、土曜日も勤務する就労者の割合は昨年24.5%となり、1996年の18.8%から5.7ポイント増加。夜間労働をする人も同6.8%から9.9%へと拡大した。サービス産業で働く就労者が増えたことが反映された格好だ。
\正社員の地位を確保できない人も増えており、25~34歳の年齢層では有期雇用契約の割合が96年の10%から19%へと増加した。
\フルタイム就労者の労働時間は週平均40.7間で、約40分拡大した。欧州連合(EU)平均は同40.4時間。最低はデンマークの37.7時間、最大は英国の42.2時間だった。
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