ドイツ連邦雇用庁(BA)が9月27日発表した同月の失業者数は278万8,000人で、前月から11万7,000人減少した。減少は3カ月ぶり。夏季バカンスの終了に伴い企業の採用数が増えたことが大きく、季節要因を加味した実質では9,000人増加した。BAのフランクユルゲン・ヴァイゼ長官は景気減速の影響が出ているとしながらも、労働市場はなお明るさを保っているとの見方を示した。
\求人指数BA-Xは前月比2ポイント減の161となり、2カ月ぶりに後退した。前年同月比では11ポイント落ち込んでいる。失業率は6.5%で0.3ポイント低下した。
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