ドイツ連邦統計局が9日発表した2012年8月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月と同水準にとどまった。国内が1.7％減少したものの、ユーロ圏（ドイツを除く）とユーロ圏外がそれぞれ2.6％、1.6％増加し、全体でプラマイゼロとなった。
\主要業界では自動車・自動車部品（3.9％増）、電気設備（2.4％増）、化学（1.4％増）が増加した以外はすべて減少した。減少幅が最も大きかったのはコンピューター・電子・光学機器で10.1％に達した。これに金属製造・加工（減少率4.5％）、機械（同4.3％）が続く。
\1-8月期の製造業売上は前年同期を0.2％上回った。国内とユーロ圏はそれぞれ0.5％、3.4％減少したものの、ユーロ圏外が3.9％増加して全体を強く押し上げた。
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