自動車大手の独Daimler(シュツットガルト)が車載燃料電池の開発で日産自動車、Fordと提携するもようだ。自動車専門誌『auto motor und sport』がDaimler関係者の情報として4日報じたもので、同社は燃料電池の単独開発路線から決別することになる。
\Daimlerは両社との提携により、燃料電池の分野で業界内に提携の動きが広がっていることに対応する考え。トヨタ自動車が2015年をめどに燃料電池車を本格市場投入する方針を打ち出したこともDaimlerを提携に突き動かしたという。日産、Fordと手を組むことでコスト削減効果を期待できる。
\日産、Fordとの提携に伴い、2014年に予定していた燃料電池車「BクラスF-Cell」の市場投入は延期されるもようだ。
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