通信機器大手のNokiaは18日、Siemensとのネットワーク機器合弁会社Nokia Siemens Networks(NSN)が7-9月期に営業黒字1億8,200万ユーロを計上したと発表した。同合弁会社が黒字らしい黒字を計上するのは今回が初めて。これまでは赤字がほとんどで、良くても収支トントンにとどまっていた。
\コスト削減プログラムが奏功したほか、アジア事業が好調だったことが大きい。特に日本と韓国では新製品の利幅が大きかったという。
\売上高も3%増えて35億ユーロに拡大した。欧州と米国事業は振るわなかったものの、アジアが増収となり、全体を押し上げた。
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