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2012/11/7

企業情報

Air Berlin―ベルリン新空港の開港遅延で損賠請求―

この記事の要約

独航空2位のAir Berlinは6日、ベルリン・ブランデンブルク空港(BER)の開港遅延で巨額の損失を被ったとして、同空港の運営会社(Flughafen Berlin Brandenburg GmbH)を相手取って損害 […]

独航空2位のAir Berlinは6日、ベルリン・ブランデンブルク空港(BER)の開港遅延で巨額の損失を被ったとして、同空港の運営会社(Flughafen Berlin Brandenburg GmbH)を相手取って損害賠償訴訟を起こしたと発表した。和解による解決を目指し協議してきたが、合意に達しなかったため、ポツダム地方裁判所に提訴した。

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BERは当初、2011年10月31日を予定していたが、これまでに3度、延期された。現行計画では13年10月27日を予定している。Air Berlinでは開港延期に伴い、すでに千万ユーロのケタ台の損出が発生しているという。

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空港運営会社Flughafen Berlin Brandenburgにはベルリンとブランデンブルク州がそれぞれ37%出資、残り26%は国(連邦)が出資している。

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