化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6日、ポーランドに自動車排ガス用触媒の工場を建設すると発表した。欧州の新排ガス規制「ユーロ6」「ユーロⅥ」の導入を見据え、需要が拡大すると予想。同社の欧州生産能力を2倍に拡大する。
\総額1億5,000万ユーロを投じてヴロツワフ近郊のシロダ・シロンスカに工場を建設する。年内に着工し2014年第1四半期から一部施設で生産を開始。16年からは全施設を稼働させる予定だ。床面積は4万平方メートル。雇用規模は400人強を見込む。
\新工場の建設に並行して独北部のニーンブルクにある触媒工場も拡張・近代化していく。
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