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2012/11/21

経済産業情報

家庭用電力料金、来年は平均12%上昇

この記事の要約

ドイツの家庭用電力料金は来年1月から広範囲で値上がりする。再生可能エネルギー電力の助成金負担が大幅に上昇するためで、4大電力大手はすでに値上げ方針を表明した。\ 最大手エーオンは19日、1月1日付で平均8.7%値上げする […]

ドイツの家庭用電力料金は来年1月から広範囲で値上がりする。再生可能エネルギー電力の助成金負担が大幅に上昇するためで、4大電力大手はすでに値上げ方針を表明した。

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最大手エーオンは19日、1月1日付で平均8.7%値上げすると発表した。該当する顧客は870万人で、月額料金は平均6.2ユーロ高くなるという。RWEも固定料金の顧客50万人を対象に8~9%の値上げを実施する。バッテンフォールとEnBWはそれぞれ13%、10%の値上げを予告済みだ。

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価格比較サイトVerivoxによると、2013年に電力料金が上昇する世帯の数は3,000万を上回る見通し。値上げ幅は平均12%に上るという。

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