ドイツ連邦統計局が10日発表した製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.8%減となり、2カ月連続で落ち込んだ。ユーロ圏(ドイツを除く)は7.5%減となった前月の反動で1.4%増えたものの、国内とユーロ圏外がそれぞれ1.5%、1.1%の幅で後退し、足を引っ張った格好。
\部門別では自動車の後退幅が5.1%で最も大きく、これに電気設備(同3.1%)、機械(2.6%)が続いた。増加率が最も大きかったのは情報処理・電子・光学機器で2.9%拡大。化学と食品・飼料もそれぞれ1.4%、1.1%増加した。
\1~10月の製造業売上は物価・営業日数調整後の実質で前年同期を0.5%下回った。国内とユーロ圏が各1.3%、4.5%減少。ユーロ圏外は3.9%増加した。
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