独電気電子工業会(ZVEI)が11日発表した独業界の2012年10月の新規受注高は前年同月比プラス3%となり、4カ月ぶりに増加した。ユーロ圏外が19%増えて全体をけん引。国内(3%減)とユーロ圏(5.5%減)の不振を相殺した格好だ。
\1~10月の新規受注は前年同期を8%下回った。ユーロ圏外は2%増えたものの、国内とユーロ圏がそれぞれ14%、8%落ち込んだ。
\10月の業界売上高は147億ユーロで、前年同月を2%上回った。ユーロ圏外が18%増加したことが大きく、国内とユーロ圏はそれぞれ3%、5%の幅で後退した。
\1~10月の売上高は前年同期比2%減の1,437億ユーロ。ユーロ圏外が1%増加したものの、国内(2%減)とユーロ圏(5%減)は振るわなかった。
\11月の業界景況感は横ばいを保った。今後6カ月の見通しを示す期待指数はやや上向いたという。
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