自動車内でのインターネット利用を希望する消費者がドイツで増えている。情報通信業界連盟(Bitkom)が11日発表したアンケート調査結果によると、特に需要が大きいのは渋滞情報やオービス情報サービスで、80%が利用したいと回答した。地図や気象情報も回答者の3分の2が希望している。ただ、車内で実際にネットを利用している人は7%にとどまっており、利用者数はこれから本格的に拡大する見通しだ。
\Bitkomは車内向けインターネット製品が今後、家電業界のトレンドになると予想している。米ラスベガスで来年1月に開催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショウ(CES)や独ハノーバーで3月に開かれる情報通信技術見本市(CeBIT)では、そうした製品の出展が増える見通しという。
\