ドイツ連邦統計局が14日発表した試算によると、2012年末時点の国内人口は約8,200万人で、1年前の8,180万人から増加したもようだ。人口が増加するのは2年連続。それまでは8年連続で減少していた。
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人口が増加したのは欧州債務危機とドイツ経済の堅調を背景に国外からの移民流入が増えているためだ。国外からの流入は国外への流出を少なくとも34万人上回った。国内の出生数は66万~68万人で、死亡数(86万~88万人)を18万5,000~20万人下回ったものの、人口は移民流入の効果で拡大した。
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